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日本人の性格


7 日本人の繊細さ
1) 繊細さの表現 他の民族と比べて、日本人は精度をもっと重んじて、小 さいことや細かいところまで繊細な感覚を持っている。 日本人の日常生活にはこの繊細さを表していることがま れではない。 例えば、どんなにつまらない贈り物でも、包装用紙で見 事に包んでから、相手に贈る。ほかに日本人は小さな精 密部品のデザインと組み立てが世界でも得意であると言 われている。
「出る杭は打たれる」という諺は日本人の処世術を 端的に表しているし、集団に異を唱えたり、背を 向けた者には「村八分」という処罰があった。日 本の社会は個我の主張より、集団あっての個、個 は集団にあって生かされると了解してきたと言え る。 集団主義の成立は日本の歴史的背景と無縁ではない。 弥生時代に始まる稲作文化の影響があり、農村で は今日も田植えや稲刈り期には近隣同士が助け合 い、共同作業を行う習慣が一部に残っている。狩 猟文化と異なり、そこでは集団作業と共同秩序と が必要であり、生活共同体なのである。儒教思想 の影響も無視できない。
高い精度と正確さを要求される日本の半導体装臵や小 型デジタルカメラやシーディープレーヤーなどの品質 がよくて、細かいところまで正しさを重視しているの である。さらに、日本の列車のタイムを秒まで計って、 鉄道会社はこの時刻をきっちりに守っている。こうし たことは間違いなく日本人の神経の細やかさが機能し ていて、すなわち繊細な感覚につながっている。
4 集団主義
日本人と欧米人との一番顕著な違いを、பைடு நூலகம்本人の集団 重視に見ている。 確かに日本人の集団主義の意識が強く、第二次世界大 戦における玉砕や集団自決の悲劇、一億一心のスロー ガンが沢山あった。また今日、企業経営、サラリーマ ン社会などにおける集団の和の重視、果ては学校の生 徒の制服に至るまで、広く深く根を張っている。
3 勤労意識と娯楽観 + 日本人は非常によく働くという評価は、日本の経済発展 とともに今では国際的にも定着している。 + 日本人にとって働くということは、必ずしも利益を求め ることが第一義的な目的ではなく、働くという行為その ものに価値を見出しているという説がある。評論家の山 本七平によれば、日本人の勤労というのは、すなわち仏 教で言う成仏するための修行であり、経済的利益は宗教 的に動機づけられた。つまり、私欲のない労働の結果と される。このような結果として得られる利潤は是認され ると考えているというのである。現在の企業活動におい ても、この勤労に対する精神は生き続けており、それが、 日本人が非常によく働くことの解答でもある。
相手に考慮や判断の余地を残してあることを 言語表現のうえでもはっきりと言い、相手か ら返ってくる反応を取り込んで自分の主張を 表現していこうとする姿勢の表れである。と もすれば、自分の意見をはっきりと言わない、 主体性に欠けた言語行動と評価されることが あるが、むしろ相手との共同作業で会話を進 めていこうとする態度の表れであり、相槌を 頻繁にするということと共通している。 日本人は挨拶をよくすると言われる。確かに 朝起きてから夜寝るまで、日常生活の様々な 場面で決まって用いられる定型的な挨拶言葉 も豊富である。
こうした日本人と接して欧米人が「彼は確かにあの時肯 定した」と受け取ったとすれば、当の日本人によっては 予想外のことである。逆に、こうした相槌やうなずきに 慣れた日本人は、会話中に相手の話に何の反応もしてこ ない欧米人に不安感――この人は私の話を聞いてくれる のか、を感じることになる。 日本人は自分の意見を確固として持っていても、「私は こう考える」「私の意見はこうだ」という直接的な表現 は避け、「こうなるのではないでしょうか」などといっ た婉曲な言い回しをする方が適当で丁寧だと考える傾向 が強い。
さらに、日本人は友達にプレゼントを贈るとき、 値段の高い安いにかかわらず、いつも友達が最 も好きな包装紙をちゃんと選んで、リボンをつ けて、心や目を楽しませるように贈り物を包ん でいる。日本人が精微なものを偏愛する理由は 有限な資源から生じたストレスと日々激しくな った科学技術の競争力のほかに、昔から日本人 の繊細さにつながっている。
2)日本人の繊細さと高精度の重視 世界の各民族で、日本人の精微で入念 な性格と精巧な細工を施した製品は世 間に知れわたっている。日本国民の求 めと執着心は人々の称賛の的となって いる。世界で精巧なものを一番多くに 作り出す国の一つは日本で、その上、 中に数多くのが世界一であると言われ る。例えば、日本に直径が2 センチだ けの世界で最小のヘリコプターや最小 のエンジンや最小のカメラや最小の腕 時計などがある。しかも、日本に精美 なメモ帳、小さい手提げかばん、携帯 や車の飾り物が非常に流行っている。 ほかに、日本のホテルは部屋が狭いが、 中の設備がそろっていて、手洗いと浴 室のデザインがもっと丁寧で、ゴミ箱 の直径が5、6 センチしかない。
したがって、経済報酬は労働時間に対する対価で あるという欧米的な勤労意識とは、その精神にお いてだいぶ異なることになる。この違いが、一方 では契約社会に基づく企業経営を創り出し、一方 では独特のいわゆる日本的経営を生み出したと言 う。しかし、最近は仕事に対する考え方もだいぶ 変化している。基本的に労働に対する価値を依然 認めてはいるものの、意欲の点になるとかなり減 少してきている。その背景としては、一つに労働 の目的の喪失がある。低成長時代になり、いくら 働いたからといって収入は増えない。また一方、 経済的に一応豊かになるとともに、価値観の多様 化が進み、特に若い世代に働くこと以外の価値を 認める傾向が強くなりつつある。
そしてロボット化などが進むにつれ、熟練技術が単純労 働に取って代わられたり、労働時間の短縮、余暇の増大 などにより、従来の勤労そのものの条件も変わってくる。 このことは、次第に労働観の変化をもたらし、勤労意欲 というのも変わると思われる。少なくとも、今までのよ うな企業中心的勤労意欲というのは確実に減退していく であろう。
日本人の性格
1日本人の性格の表現 2日本人の曖昧 3日本人性格の趨向
制作人:杨斌,程钰涵

日本人の性格の表現
1 国民性と自然観
日本人の国民性の特徴として多くの人が指摘して いるもののうち、共通性のあるものをいくつかとり 上げられる。 日本人が何人か集まると、例えば、年齢とか社会 的地位など何らかの基準によりお互いの序列が意識 され、それにより行動様式も影響を受ける。また日 本語は敬語が非常に発達しているが、これらは日本 人が上下関係を重視することによるものである。
欧米人は自分の意思や意見を直接相手に ぶつけて強く自己主張するのに対し、日 本人は相手の気持ちや立場を察して、そ れも考慮に入れて発言したり行動したり する傾向が強い。さらに、日本人にはイ エス・ノーをはっきり表明しない傾向があ る。日本人がこのような行動をとり、ま た相手にもそれを期待するのは、日本人 の同質性、無用の摩擦を避けようとする 古くからの伝統などに基づくものである。
6 依存心が強い
甘えの心が充満している。官庁や大企業 といった、大組織への依頼心、帰属意識、 甘えが大きい。一人で自立するのは不安 であり、誰かに助けてもらいたがる。 「寄らば大樹の陰」ということわざが、 この辺の事情を明示している。就職のと き、大きな会社を選びたがるのもこの一 例である。ひとりで外部に露出するのが 不安であり、アメリカのような強い国に 頼ろう、守ってもらおうとする。強いも の、お金のあるものからおこぼれを頂戴 しようとする、たかり根性が強い(例えば、 政府から公共事業費を少しでも多く分配 してもらおうとする等)。
2 言語行動
日本人は会話中に相槌やうなずきを頻繁する習慣 があると言われている。「はい」とか「そうで すね」とかの言葉によるものも、頭や上体を前 に倒す身振りだけのものも含めて、ある調査に よれば日常会話の場合には数秒に一回の割合で 観察されるほどである。しかし、すべてが「そ のとおりだ」「了解した」という肯定の意味で 行われているわけではなく、単に「ああ、そう ですか」「そういうこともあるのですか」と相 手の話を聞いているサインとして発しているだ けの場合が多いことに注意すべきである。
第二次世界大戦後、日本の生活文化はアメリカ化、 農村から都市への移住し、テレビの発達などが、 伝統的な娯楽を衰退させた。仕事が終わってから テレビを見るとか、酒を一杯飲むとか、同僚と マージャンをするなど、手軽で内容の乏しいもの が一般的となった。中でも、 独特の大衆娯楽パチ ンコはいつでも一人で遊べて、運がよければ景品 稼ぎもでき、最も人気のある暇つぶし法である。 近年のバブル崩壊後は自然志向のレジャーにも人 気が集まるようになったが、一方では国内旅行よ りも格安の海外旅行には依然として人気が集まっ ているなど、娯楽は一層多様化してきている。
狭い国土に多くの人口ということも有力な一因だ ろう。朝晩の通勤電車の殺人的なラッシュは外国 人のしばしば瞠目するところだが、当の日本人は 甘受せざるを得ないし、そこから集団の調和とい う社会生活の知恵を身に付けるのである。
しかし、最近は日本ではこれとは逆に個性化、多 様化への志向が年々強まっており、集団主義を日 本人の永久不変の特性とする見方が見直される時 代も来るかもしれない。
5 年功序列、先輩後輩関係がきつい。
新人いじめが当たり前に行われ、いずれの組織におい ても、新入りの地位が低い。家庭における嫁姑関係(家 風習得の度合いの面で、姑が先輩、嫁が後輩、新人)に 通じる。これは「姑根性」という言葉で表現できる。前 例となる知識や技能を持っている者が、理屈抜きで偉い とされ、一方、若い新人の方が豊富にあると考えられる 独創性は、全く評価されない。安全性を第一と考え、未 知の危ない道を通ることを避けて済ませるには、取るべ き行動の前例となる経験知識を豊富に積んでいることが 求められるからであり、そうした前例としての経験知識 は、年功の上の人たちがより多く持っている。
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