[No.524] ryo様+++SAIメキング+++はじめまして、ryoと申します。
この度SAI講座をさせていただくことになりました。
私自身まだまだ描き方を模索している途中ですので今回はあくまで一例として御覧いただければと思います。
よければ最後までお付き合いください(´ω`*)+++環境+++Windows XP/メモリ1.5GB使用ソフト:SAI(普段は仕上げにPhotoshopElementsも使います)ペンタブ:intuos3■画面紹介・ラフ■■線画■■レヤー分け■■塗り1■■塗り2■■背景■■調整■■画面紹介・ラフ■最初に制作画面を紹介しておきます。
解像度は1024×768です。
・色はRGBスラダで作って、よく使う色をスクラッチパッドに乗せておきます。
・手ブレ補正は13。
数値が大きいほど線がブレなくなります。
画面は【゙ゖンド゙】でカスタマズができるので、自分が作業しやすいよう変えてみるといいですよ^^私はレヤー関連パネルを右に、ステータスバーは非表示にしてます。
さて、それではメンの絵を描いていきましょう!■ラフを描いてみる■今回はスキャナは使わず最初からSAIで描いていきます。
【フゔル】→【新規キャンバス】で500×650のキャンバスを開き、なんとなくメージしたものを描いてみます。
最初は背景のことは考えてませんでした。
後からでいっか、という感じで(笑)線の色は黒に近いほうが違和感なく描ける気がします。
あと、このラフの段階が雑すぎるとペン入れ時にどこに線を引けばいいか分からなくなってしまうので自分で分かる程度には整えておきます。
ラフが描けたらこのレヤーを【不透明度保護】にしましょう。
これで線の所だけ色が塗れるようになります。
線の色を変える方法は他にもありますが、とにかく薄めの色にできればOKです。
と、ここでキャンバスの大きさを変えます。
最初から大きいキャンバスで描けばいい話ですが、描いてしまったので。
【キャンバス】→【キャンバスの解像度変更】で200%(2倍)にします。
このとき【縦横比を固定】にチ゚ックを入れておきましょう。
基本大きいサズで描いて最後に縮小したほうが出来が綺麗に見えるようです。
さぁそれでは、次は上から線画を描いていきます。
■線画■ラフの上に線画用のレヤーを作ります。
あとラフをもっと薄くしたかったので不透明度を30%にしました。
線画を描くのには【筆】ツールを使います。
6pxですがもっと細くても良かったような。
↓こんな感じにカスタマズして線画用にしています。
■線を引いていく■ではでは線を引いていきましょー。
ビューはこの通りかなり拡大してます。
線を引くときは拡大、バランスを見るのに縮小を繰り返して描いていきます。
角度的に線が引きにくいと思ったら、【左右反転】や【キャンバスの回転】を使いましょう。
一発で思ったとおりの線が引けることはなかなかできないですよね。
そのためゕンド(一つ戻る)を押して納得いくまで描き直します。
この作業は結構な労力を使いますが、線画は完成度にも大きく影響するのでできるだけ手を抜かないように…つまりは根気ですっ蝶だけは別レヤーに描いていきます。
写真素材サトなどで資料を見つけて参考にしながら。
完成した線画がこちら線も単調でなく太いところと細いところ、メリハリをつけるとより良く見えると思います。
今回のはちょっといまいちかなぁ…^^;では線画が完成したところで塗りに入っていきます~■レヤー分け■線画レヤーの合成モードは【乗算】にしておきます。
線画レヤーの下に色を塗りつぶしたレヤーを作ります。
これは色がはみ出たところを分かりやすくするためです。
背景が白だと意外と気付かないんですよね。
それでは、次にパーツ毎にレヤー分けの作業に入ります。
■レヤー分け■まずは肌の部分を【自動選択】ツールで選択しましょう。
こんな感じになったかと思います。
この状態で線画レヤーの下にレヤーを作り、ブラシサズを大きくした鉛筆等で塗りつぶします。
大まかに肌の部分だけ塗れましたが、細かい隙間は手塗りで埋めていきましょう。
これで肌レヤーができました。
この下にまたレヤーを作り、髪の毛、服なども同様にして分けていきます。
分けたレヤーは【不透明度保護】にチ゚ックを入れるのを忘れずに。
今回はパーツが少なくて楽でしたが、多いときは重なり合わないパーツを同じレヤーにしたりしてできるだけレヤー数を増やさないようにするとスッキリしますよ。
では次、本格的に塗りに入ります~。
ここからが楽しい♪■塗り1■塗りに使うのは【水彩筆10版】と【筆】ツールをいじったものです。
左が【水彩筆10版】、右が【筆】です。
状況によって使い分けるのですが、基本的に【水彩筆10版】で塗って、少しぼかしたいところは【筆】ツールで塗るという感じでしょうか。
【ぼかし】ツールもよく使います。
ではでは肌から塗っていきます~■塗っていく■うっすらと色味をつけます。
最初は彩度高めで。
もう少し暗めの色を重ねます。
立体感と影にするところを考えながら。
こんな感じになりました。
所々ぼかしたり、影に灰色に近い色を入れると良い気がします。
■目の塗り方なのですがキャプチャを撮るのを忘れてたので別に描いてみました。
→白目は真っ白で塗らないほうが肌に馴染むと思います。
6番目では上にレヤー合成モード【明暗】で少しだけ色を重ねました。
最後に上から肌色を重ねて目の輪郭を柔らかくしたり、細かい修正を加えて出来上がりです。
次髪の毛に行ってみましょう~■塗り2■髪の毛塗っていきます~【゛ゕブラシ】などでうっすらグラデーションをかけて、顔に接する部分には肌と同じ色を乗せました。
【ぼかし】ツールも使ってふんわりと。
次に髪の毛のツヤを入れていきます。
【水彩筆】ブラシを細めにして、髪の流れを意識しながら描き込みました。
これで髪の毛は終了。
どんどんいきます。
次は服。
ベストに少し影を入れます。
光が当たりそうなところは少し明るく。
明、暗をちょっとずつはっきりさせました。
シャツも同じく。
リボンとスカート。
もうこの辺は説明するというよりも自分の感覚で塗っていくだけだと思います。
色を選ぶのは難しいですが、何度も塗るうちに一定のパターンは掴めるんじゃないかと。
なんだか寂しかったのでチ゚ック柄を入れてみました。
やり方としてはリボン&スカートの上に2枚ほどレヤーを作り、合成モード【乗算】、【下のレヤーでクリッピング】にチ゚ックを入れた状態で一枚は赤のラン、もう一枚は青のランを描いていき合成→【フゖルタ】の【色相・彩度】をいじって色合いを調整しています。
蝶にも少し色を入れてあげます。
こうして人物は完成です。
ただこのままじゃいくらなんでも寂しいので、次はやっぱり背景を描くことにします。
■背景■ここで背景です。
今回は描いてるうちに考えついたもの。
そのメージをがしゃがしゃっと描いてみます。
■背景を描き加える■何が何やら。
いえいえ、自分が分かればいいのです。
先ほどのラフを薄くして、上から線を描き入れていきます。
キーボードの【shift】を押しながら点を打つと直線を引くことが出来ますよ。
地道に塗っていきましょう。
下の方ほど暗くなるのを意識して塗ります。
扉ができたら上にレヤーを作り、ツタを描きます。
木の板や壁にからまるように。
葉っぱを一枚一枚描いていきました。
非常に疲れました…。
ツタレヤー、葉っぱレヤーそれぞれ【不透明度保護】にチ゚ックを入れ、グラデーションをかけて影もつけました。
さらにハラトを入れ、葉っぱの輪郭をはっきりさせるため上から線で囲ってみました。
これがまた非常に大変でした。
下のほうのツタをコピーして増やしました。
最後に花をつけて背景完成!でもここで終わらず最終調整に移ります。
もうひとふんばり。
■調整■背景レヤーの上に合成モード【明暗】のレヤーを作り、光を入れました。
また合成モード【乗算】のレヤーを一番上に作り、人物の体に影をつけてます。
描き加えたものだけ表示すると右のような感じです。
あ、あと蝶の色も【フゖルタ】→【明るさ・コントラスト】で濃くしておきました。
だんだん完成っぽくなってきた気がします。
しかし、ここであることに気付きました。
「あ、葉っぱの下に影がない!」ということで、ぱぱっと【乗算】レヤーを作って影をつけちゃいます。
これでよし!続いて蝶に光を入れます。
ここも【明暗】レヤーで。
キラキラした感じが出したかったので、ブラシにテクスチャをつけました。
私は↓のようなテクスチャをダ゙ンロードして使っています。
ネットで「SAI テクスチャ」と検索をかければ色々出てくるので、いくつかダ゙ンロードしておくと便利ですよ♪テクスチャを取り込む方法も検索すれば分かると思います。
さてさて、ここまでの結果はこうなりました。
それでは最後の最後に微調整。
分かりにくいかもしれませんが、少しでも気になるところを修正していきます。
一番上にレヤーを作って、肌の輪郭まわり、目元に肌色を乗せてぼかしました。
こうすることで若干ですが、柔らかな印象になったと思います。
その他にも全体を見て光の当たるところにハラトを入れる→ぼかすを繰り返しました。
こうしていよいよ出来上がりです!■完成■++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++この絵ができるまで15時間くらいでしょうか。
3日間に分けて描き上げました。
デジタルで絵を始めた頃は、人の講座を見て「一枚の絵に10時間もかけるの!?」と驚いていましたが、丁寧に描いていけばそれくらいは結構普通にかかるようです。
疲れたときは休憩をとりつつ、好きな音楽を流しながら作業するなど、とにかく楽しくお絵描きしていただければと思います♪ではでは、ここまでお付き合いくださりありがとうございました(´▽`)+++SAI制作+++--------------------------------------------------------------初次见面,我叫ryo这次将由我来给大家进行SAI讲座因为我自己也还在摸索绘画方法的途中这次的讲座希望大家仅当做是参考可以的话请大家看到最后(´ω`*)+++环境+++Windows XP/内存1.5GB使用软件:SAI(平时润饰时也用PhotoshopElements) 数位板:intuos3■画面介绍?粗略■-------------------------------先介绍一下我最先制作好的画面分辨率是1024X768*注:(←RGB滑触↑用这里进行改制便签工具↑手颤的修正)颜色用RGB滑触制作,将经常使用的颜色放进便签里手颤修正设为13.这个数值越大线条的越不显得颤动画面可以用window进行改制,所以大家就以自己能更方便地绘图为方向来改变看看吧我的情况是把layer相关的panel放在右边让Status bar不显示那么,就让我们一起来绘制关键的画吧■粗略地画出一张图■这次我们不使用Scanner而从最初开始就用SAI进行绘制【文件】→【新画板】打开500×650的画板把自己脑海中浮现出来的东西画出来最初没有考虑到背景,想着「过会儿再说吧」(笑)我觉得使用接近黑色的颜色比较能不违和地画出来还有,这个粗图的阶段如果画太复杂的话下笔的时候会搞不清楚要将线条牵到哪里所以请大家整理到自己能弄清楚的程度画好粗图后就把这个layer选为保留不透明度*注:(保留不透明度用下面的layer进行clipping在范围检验中指定)这样一来就只有线条有着色了要改变线条的颜色还有其他的方法,总而言之能做成这样的浅色彩就OK 然后,现在要改变画板的大小虽然如果最初就用大画板画的话就没问题,但画都画了也没办法【画板】→【变更画板的分辨率】设为200%(2倍)这时检查一下【纵横比固定】吧*注:(横像素数200纵像素数200幅度1000高度1300分辨率72纵横比固定纵横像素数固定)基本上用大尺寸画最后缩小的话看起来会更漂亮那么接下来从上方开始画白描■線画(白描)■(这个图上的文字我都翻过就跳过了)在粗图上方制作白描用的layer还有我想让粗图看起来更薄一点所以就把透明度设置成30%了画白描需要使用到工具【笔】我用的6px但好像更细一点也没关系。