第二课 ひとつ屋根の下で
• 岩崎不想只是创建一个让老人们寂寞地生 活的地方,而是最初就倡导让大学生们也 入住,让不同年代的人住在一起,相互激 励,让生活更有乐趣。
• 岩崎在榉树之家的旁边又建了一栋公寓。 在那里,有小孩的一家还有年轻的公司职 员们等四家人住在一起。她说“有意识地让 不同年来,大家都会来 参加岩崎组织的一年两次的义卖会。
• 大约20块榻榻米大小的起居室上下两层空 间被打通,并且装有天窗,给人一种开放 感。一楼是和式房间,二楼分别有三间铺 木质地板的房间,加上厨房和卫生间大约 有30平米。共同洗澡间有个舒适宽敞的丝 柏质浴盆。房租6万5千日元。包括伙食费 全部一起12万5千元。
• 做菜是由住在附近的房东岩崎弘子(58岁) 负责,做饭,做酱汤,盛饭等等就由居住 在这里的全体成员分担。大家围坐在餐桌 旁热热闹闹得就像一个大家庭。一边吃饭 一边聊天谈笑说些“那里的医生经常给我看 病,真是风度翩翩啊”。之类的话。
• 岩崎さんの叔母は「欅」の入居者になった。 「ここに来て血圧が安定した。ずっと逃げてい た白内障の手術も、目にメスを入れた経験の ある同居のお仲間の励ましがあって、受ける 勇気が出たんです。姉妹のような人たちと暮 らせて、幸せですよ」
• 岩崎さんは「欅」を年寄りがひっそり暮らすよ うな場所にしたくなかった。異世代が同居す れば互いに刺激になる、と大学生の入居を最 初から歌った。
• 岩崎是因为照顾婶婶(86)的经验而想到 创办“榉树之家”的。
• 近十年前,没有子女的叔叔婶婶从千叶搬 到了伊势原。要想给上了年纪的夫妇租房 实在是太困难了。因为既要考虑到安全问 题又要考虑支付能力。后来总算找到了房 子,但是八个月左右之后叔叔就去世了。
• 岩崎说:自从叔叔去世之后,我就开始经 常在半夜接到婶婶的电话,一想到她如果 倒下了之类的事,心就跳得厉害。并且婶 婶经常会打电 话说厕所的水关不住,灯点 不燃的话该怎么办。”每次接到这样的电话, 岩崎就急忙赶过去。
• 深刻体会到老年人想获得居住场所的困难 和每天在不安中生存的感觉。“(当时就想) 肯定有这种想法的人很多,那好,不如我 来创办一个这样的公共住宅吧。”
• 岩崎的婶婶成了榉树之家的居住者。她说“ 来这之后血压也稳定了。以前一直逃避的 不肯做的白内障现在也做了手术。受到了 居住在这里的,同样有过在眼睛上动手术 经历的好朋友的鼓励,才拿出了勇气来的。 能和姐妹一样的人住在一起真是幸福啊。”
• 岩崎さんは、叔母(八六)の世話をした経験を きっかけに「欅」の建設を思い立った。
• 十年近く前、子供のない叔母夫婦が千葉から 伊勢原へ引っ越してきた。高齢の夫婦に部屋 を貸してくれるアパートを探すのは大変だった。 安全面や支払能力の問題があるからだ。何 とか部屋は見つかったが、八ヵ月ほどで叔夫 が無くなった。
• 秦女士在那里也交到了新朋友。很早就住 在伊势原的老人们也聚集在岩崎在起居室 里开办的绘画书信教室里,擅长绘画的秦 女士很享受一个月两次的绘画书信课堂。
• 白天,榉树之家的玄关是不上锁的。住在 附近的一些老人闲逛到这里,大家就一起 聊天。(现在榉树之家)成了一个面对地 域开放的集会场所。
• 年轻的居住者也很享受这里的生活。东海 大学医学部的木矢绚子(19)来自广岛。 去年春天,入学的时候就开始住在这里。 木矢说“虽然和大家年龄层不同,但是可以 轻松地谈笑,懂得了怎么跟同性女性交流。 ”木矢早上离开的时候都会对在起居室的秦 女士们说“我要出门了”。
• さらに「欅」に隣接してアパートを一軒建てた。 赤ちゃんのいる家族や若い会社員ら四世帯 が住む。「意識して様々な世代の人に入って もらった」。若いお母さんが赤ちゃんを見せに 来たり、十年来、岩崎さんが続けている年二 度のバザーにも、みんなが参加したりする。
• ヘルパーの経験もある岩崎さんは言う。「年 を取ると、体は老いる。でも、心の膨らみは増 してくる。他人と暮らすのは難しいけれど、助 け合って生きることでみんなが、より豊かな晩 年を送れると思うんです」
• 約二十畳のリビングは天窓のある吹き抜けで、 開放感がある。一階に和室、二階には板張り の部屋が三室ずつあり、キッチンとトイレ付き で三十平方メートルほど。共同風呂はひのき に湯船でゆったりとしている。家賃は六万五 千円。食費などすべてを含めると十二万五千 円になる。
• おかずは近くに住むオーナーの岩崎弘子さ ん(いわさきひろこ)が作るが、炊飯やみそ汁 作り、盛り付けなどは住む人全員でする。食 卓はにぎやがてで大家族のようだ。「あそこ のお医者さんはよく診てくれるし、男前だね」。 そんな話をしては、笑い合う。
• 新しい友も得た。岩崎さんがリビングで始め た絵手紙教室に、古くから伊勢原に住むお年 寄りも集う。秦さんは絵が得意で、月二回の 教室が楽しみだ。
• 昼間、「欅」の玄関にかぎはかけられていない。 近くのお年寄りもふらりと寄ってはおしゃべり を楽しんでいく。地域に開かれた「集いの場」 なのだ。
• 若い入居者も共同生活を楽しんでいる。東海 大医部生の木矢絢子(きやあやこ)さん(十 九)は広島の出身。昨春、入学と当時に入居 した。「世代は違っても、冗談を言い合ったり、 楽しくお話ししたり、同じ女性としてお付き合 いできることを知りました」。木矢さんは朝、リ ビングにいる秦さんらに「行ってきます」と声を かけて出かける。
第二課 ひとつ屋根の下で
作者:速水 徹
选自:「朝日新聞」夕刊
年を重ねながら住まうとき、どんな形があるだ ろう。子供との同居、独居、老人ホーム・・・・ こうした従来の住まい方とは違い、ひとつ屋 根の下で他人同士が支え合って暮らす、新し い「終の棲家」が今、少しずつ生まれている。
まだ田畑が残る、神奈川県伊勢原市の郊外。 富士山を望む小高い場所に、三人のお年寄 りと医大生二人が共に暮らす、グループハウ ス「欅」がある。
練習
次の各文のa・b・c・dから最も適当なものを選びなさい。
1.おうふく b はがきで同窓会の案内状を送った。 a 住複 b 往復 c 住復 d 往複 2.勉強しなければいい成績はと言われると、怠け者の私に は c 。 a 顔から火が出る b 腹が立つ c 耳が痛い d 雲をつかむようだ 3.父は酒には d 。 a 口が合う b 気がある c 熱を上げる d 目 がない 4.初めて経験した梅雤で、まるで家中が a した感じだ。 a じめじめ b ぬるぬる c つるつる d さらさ ら
• 有着家政服务员经验的岩崎这样说到:“上 了年纪,身体也老了。但是内心的渴望却 不断高涨(希望和他人生活在一起的希 望)。和他人一起生活是有些困难,但是 大家互相帮忙,一起努力生活的话,都能 有个更丰富美好的晚年。
練習
次の各文を完成しなさい。
• 1.あなたがそれほどまでに頼むなら、よし、引き 受けましょう・やりましょう。 • 2.かつて華々(はなばな)しく活躍していたのが うそのようで、今はひっそりと暮らしている。 • 3.あの人はいつも今日のように何の前(まえ)触( ぶ)れもなくふらりとやって来る・現れる。 • 4.今朝起きた時にも何ともなかったが、さっきか ら突然痛み出した・めまいがしている。 • 5.大抵のことはうまくやってのける彼だが、今度 ばかりは困っているようだ。
• 年老了要选择居住方式的时候,会有哪种形 式呢?是和孩子一起住,独居又或者是住养 老院……呢?一种和以前的居住形式都不 同的,和他人相互扶持成伙在同一屋檐下的 全新的“最后的住处”这种形式如今逐渐诞生 了。
• 在仍然保留着水田和旱田的神奈川县伊势 原市的郊外,一片能眺望到富士山的略高 的地方有一所名为“榉树”的集体住宅,在那 里生活着三位老人和两位医大的学生。
練習
異世代共同生活について皆んさ んどう思いますか?
• 居住近两年的秦女士(72)说:(住在这 里)有一种有人陪伴的感觉。我就在这里 养老送终了。 • 曾经一个人独自居住在东京・四谷的秦女士, 三年前失去了至亲的男友。当时她感到没有 活下去的动力了。不知道将来该去投靠谁。
• 那个时候,住在伊势原的妹妹告诉秦女士 说榉树之家在招募居住者,虽然当时她很 犹豫要不要离开住了30几年的四谷,但最 终还是下定了决心。她说:“来了太好了。 以前吃住都很不规律,现在一日三餐都规 规矩矩地进食,原本40公斤体重都增加了 10多公斤。”
練習
• 6.一人だけの食事だから自分で作るよりむしろ 外食のほうが安いことが多い。 • 7.あれだけ頑張っているのだから、いずれ成功 するだろう。 • 8.この時間は渋滞しているから、バスに乗るよ りかえって歩いていくほうが早い。 • 9.川が氾濫しているから近くの住民は直ちに避 難してください。 • 10.こう煩わしいことが続いてはとても落ち着い て勉強できない。
• 住み始めて二年近い秦(はた)ヤス子さん(七 二)は話す。「誰かがいてくれる安心感が大好 き。私はここに、骨を埋めます。」 • 東京・四谷(よつや)で一人暮らしをしていた 秦さんは三年前、親しくしていた男友達を亡く した。「生きる張りがなくなった。この先、だれ を頼ったらいいのかと不安でした」
• その頃、伊勢原に住む妹が「欅」が入居者を 募っていることを教えてくれた。三十年以上住 んだ四谷を離れるのにはためらいががあった が、思い切って決めた。「来てよかった。以前 は寝食とも気のまま。ここではちゃんと食事を 取るから四十キロだった体重が十キロも増え ました」
• 「叔母から夜遅くに電話がかかるようになった。 もし倒れたら、などと思うと不安で、どうきがす るんです。トイレの水が止まらない、電気がつ かない、といっては連絡をしてきた。」そのた びに、駆けつけた。
• お年寄りが住む場を得ることの難しさと、毎日 不安の中で生きていることを思い知った。 「きっと同じような人は多いはず、よし、共同 住宅を造らなきゃ、と思ったんです。」
練習 5.目的もなく、毎日 b した生活を送る。 a にやにや b だらだら c わくわく d ぎゅう ぎゅう 6.暗闇から白い服の人が突然現われたので、 b した。 a ふっと b はっと c ほっと d ぱっと 7.風邪を引いた。 a 学校を休んだ。 a それで b すると c そこで d それなら 8.「彼は最近勉強に打ち込んでいると。」「 d 成績はあまり 上がらないね。」 a それで b ところが c それにしても d それに しては 9.早速彼に電話した b 、出かけていて連絡がつきませんで した。 a ところで b ところが c ところへ d どころか 10.百年前にある有名な数学者が出した問題だが、 b 解決 されていない。 a いまさら b いまだに c いまにも d いまや