ビジネス日本語目次前書き1、会社の中での挨拶'1(朝のあいさつ'2(外出のとき'3(励ましとねぎらいの言葉'4(退社のとき2、取引先との初対面のあいさつ'1(初対面の挨拶と名刺交換'2(上司を取引先に紹介する3、朝礼のあいさつ1、相手の呼び方'1(社内の人の呼び方'2(お客の呼び方'3(取引先の呼び方2、あいづち'1(同僚との会話で'2(上司との会話で'3(取引先との商談の中で3、丁寧語はビジネス会話の基本1、部下への指示の仕方'1(部下の作業を急がせる'2(部下に仕事を頼む'3(同僚や後輩への依頼2、指示・依頼の断り方'1(上司の指示を断る'2(先輩の依頼を断る'3(同僚の依頼を断る1、謝罪の仕方'1(お客の苦情処理'2(私的なことで詫びる'3(仕事上の失敗を詫びる2、弁明の仕方'1(個人のミスではないとき'2(誤解があるとき1、仕事上の相談'1(苦情処理について相談する'2(取引先の提案について相談する'3(社内の人間関係の悩みの相談2、プライベートな相談'1(相談する'2(相談を受ける3、客からの相談'1(客の希望を尋ねる'2(商品の紹介'3(アドバイス1、意見の述べ方'1(上司への進言の仕方'2(会議での反対意見の述べ方2、申し出の仕方'1(同僚への申し出'2(客への申し出'3(上司への申し出3、部下への忠告の仕方'1(思いやり型の忠告'2(寛容型の忠告'3(掌握型の忠告'4(警告型の忠告1、面会を申し込む'1(アポイントがある場合'2(アポイントがない場合2、来客を待たせる'1(待合室で待たせる'2(忚接室で待たせる3、担当が出られない時'1(担当者が不在'2(代理を呼ぶ'3(先客がいたとき4、面会を断るとき'1(外出を理由に断る'2(忙しいことを理由に断る'3(規則を理由に断る1、忚接室での忚対の仕方'1(アポイントがある来客への忚対'2(来社を要請した来客への忚対'3(アポイントがない来客への忚対'4(面識のない来客への忚対2、アポイントの取り方'1(約束の日時を決める'2(約束の日時を変更する'3(初対面の相手と外で会う場合3、別れ際の言葉'1(基本型'2(話を切り上げたいとき'3(相手に来社を願った場合の忚対1、セールスのこつ'1(家庭訪問販売'2(会社訪問販売'3(効果的な話の展開法2、商談の進め方'1(商談の切り出し方'2(説明の仕方'3(商談の詰め1、商談'1(はっきり断る'2(保留、または婉曲に断る'3(商談決裂時の別れ際の言葉2、贈り物'1(会社の規則を理由に断る'2(丁重に断る3、接待'1(親睦型の接待の受け方・断り方'2(商談型の接待の受け方・断り方1、会社内での催促'1(部下への催促'2(上司への催促2、取引先への催促'1(打ち合わせ内容の進行の催促'2(返事の催促'3(支払いの催促'4(支払い督促状の例3、取引先への抗議の仕方'1(納品日・支払い日の延期を求める'2(契約不履行を抗議する1、最初の忚対'1(基本型'2(午前中にかかってきた電話'3(電話を取るのが遅れたとき'4(他部署あての電話を受けたとき'5(担当外の電話を受けたとき'6(電話の声が聞き取りにくいとき2、本人が出られないとき'1(本人が不在のとき'2(本人が接客中のとき'3(本人が外出しているとき'4(本人が電話中のとき3、ビジネスの伝言'1(伝言の仕方と受け方'2(本人への伝言の伝え方1、ビジネス会話は敬語体'1(ビジネス&フォーマル会話とフレンドリー会話'2(動詞の敬語形と謙譲形'3(敬語動詞練習1お~する練習2お~になる練習3丁寧な依頼練習4敬語動詞2、ビジネス敬語の注意点'1(身内に尊敬語は使わない'2(二重敬語は避ける'3(敬語体の不統一は不自然'4(上司への伝言で現れやすい間違い'5(上司との日常会話で現れやすい間違い練習5訪問先で練習6客の注文を取る練習7訪問先で練習8休みの日に街で上司にあって1、ビジネス・スピーチ'1(入社のあいさつ'2(退職のあいさつ'3(新入社員歓迎会でのあいさつ'4(上司の栄転祝いのあいさつ'5(結婚披露宴での同僚としてのあいさつ2、ビジネスのお礼の手紙'1(ビジネスマンから取引先に送る年賀状'2(取引先の担当課へ送るお中元と手紙'3(お得意に送るお歳暮と手紙ここでは社内で交わされる日常的なあいさつ言葉を取り上げます。
あいさつには「おはようございます」のような純然たるあいさつ言葉もありますが、それと共に大切なのはコミュニケーションの潤滑油としての言葉で、特にあなたが上司である場合は、部下への励ましやねぎらい、ほめる言葉も大切になるでしょう。
1、会社の中での挨拶出社から退社までの「あいさつ」を時間に沿って見てみましょう。
'1(朝のあいさつ李:部長、おはようございます。
部長:おはよう。
李:△△さん、おはよう。
同僚A:おはよう。
常套表現と解説・おはようございます挨拶は目下の人が先にします。
目上の人から先に挨拶をされないように、出会ったらすぐ挨拶をする習慣を身につけましょう。
「最近の若い社員は、挨拶もろくにできない」という言葉がよく聞かれますが、日本の会社組織はかなりこうした上下の別や先輩に対する礼儀にうるさいところですから、くれぐれも注意を要します。
なお、目上や入社の先輩には年齢に関わらず、必ず「おはようございます」を使ってください。
なお、同僚や後輩には「おはよう」で十分です。
'2(外出のとき李:課長、ちょっと○○商事'=行き先名(までいってきます。
課長:いってらっしゃい。
もし、○○商事との交渉が難航するようだったら、一度会社に電話を入れてください。
李:わかりました。
・・・'出先から戻って(・・・李:ただ今戻りました。
同僚A:お帰りなさい。
課長:お疲れさま。
それで、どうでした?常套表現と解説・~までいってきますいってらっしゃい・ただ今、戻りましたお帰りなさいお疲れさま日本人にとって会社は一種の疑似家族のようなものです。
ですから、・のように「いってきます」と「いってらっしゃい」は外出時の挨拶としても使われています。
また、出先から帰った同僚・部下を迎えるときには、・のように「お帰りなさい」「お疲れさま」が使われますが、上司であれば部下に対するねぎらいの気持ちを込めて「お疲れさま」が一番いいでしょう。
'3(励ましとねぎらいの言葉<励まし>部長・:みんながんばってるね。
部下:部長、おはようございます。
部長・:年末商戦まで、もう一息だ。
気を抜かないでがんばろう。
部下:わかりました。
<ねぎらい>課長・:なかなかよくできているわね。
李:ありがとうございます。
課長:この調子でがんばって。
李:はい。
<ほめる>部長・:李君、よくやった。
李:ありがとうございます。
部長・:僕が見込んだだけのことはある。
これからは、君にはもっと大きな仕事をやってもらおう。
部下:ありがとうございます。
部長のご期待に添えるよう、がんばります。
部長・:うん、頼むよ。
期待している。
常套表現と解説・がんばってるねやってるねご苦労さんもう一息だ。
がんばろう・なかなかよくできているねよくやった僕が見込んだだけのことはある君には期待しているよこれ以外にもいろいろ励ましやねぎらい、ほめる言い方はあるでしょうが、上司はできるだけ頻繁に仕事の現場を回って、このような言葉を部下にかけた方がいいですね。
こうした上司の一言が全体の志気を高めることになります。
これは上司の心得でしょう。
'4(退社のとき<部下から上司へ>李:課長、お先に失礼します。
課長:ご苦労様。
李:じゃ、みんなお先に。
同僚:お疲れさま。
<上司から部下へ>課長:僕はお先に失礼するけど、あまり無理をしないように。
李:はい。
もう尐しで終わりますので。
課長:じゃ、お先に。
李:お疲れさまでした。
常套表現と解説・お先に失礼しますお疲れさま・ご苦労様あまり無理はしないように「じゃ、また」といった挨拶は友だちとのフレンドリー会話で使われるもので、会社を退社するときは「お先に失礼します」が基本型です。
なお、同僚や後輩には「お先に」で十分です。
さて、「ご苦労様」と「お疲れさま」は同じような意味なのですが、「ご苦労様」は目上から目下に対して使う言葉なので、決して上司に対して「ご苦労様」は使わないでください。
上司はむかっとしてしまいますよ。
その点「お疲れさま」は相手が目上か召したかに関係なく使えます。
また、「あまり無理をしないように」は上司が残業などで会社に残っている部下にねぎらいの気持ちを込めて使う言葉です。
こうした思いやりの一言があるかないかで、上司と部下の信頼関係は大きく左右されます。
2、取引先との初対面のあいさつ'1(初対面の挨拶と名刺交換李:はじめまして。
私、○○課'○○部/○○担当(の李と申します。
・・・'名刺を渡す(・・・取引先:ちょうだいいたします。
私、A社○○部の佐藤と申します。
・・・'名刺を渡す(・・・李:失礼ですが、お名前は何とお読みすればよろしいのでしょうか。
取引先:「ただお」と読みます。
李:「さとうただお」様ですね。
いろいろ行き届かない点もあるかとは思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
取引先:いいえ、こちらこそ、よろしくおつきあいお願いいたします。
常套表現と解説・はじめまして、私は~と申します・ちょうだいします申し訳ございません。
今、名刺を切らしておりまして失礼ですが、お名前は何とお読みすればよろしいのでしょうか・行き届かない点もあるかと思いますが今後ともどうぞよろしくお願いいたしますよろしくおつきあいお願いいたしますビジネス会話では初対面のときの印象はとても大切です。
服装や言葉遣いはもちろんですが、きちんと相手の目を見て、はっきりと社名・所属・氏名を話すようにしましょう。
こんな時に日本では必ず名刺交換がされますが、もし、名刺がなかったら「すみません。
今、名刺を切らしておりまして」と言って謝りましょう。
しかし、名刺を切らすようではビジネスマンとしては失格でしょうね。
'2(上司を取引先に紹介する李:佐藤さん、紹介します。
当社の営業部長の田中です。
部長:初めまして。
田中と申します。
李:こちら、A社の営業課長の佐藤さんです。
取引先:初めまして。
私、A社営業部の佐藤と申します。
身内や自社の人を取引先の人に先に紹介するのが鉄則です。
その場合、上司であっても身内の部長は「佐藤です」と名前を呼び捨てにします。
日本語では自社の上司よりも取引先の人の方が敬語の優先順位が上ですから、くれぐれも注意しましょう。
紹介するときのルールは以下のようです。
・自社の人から先に紹介し、取引先の人は後から紹介する。
・目下の人を先に紹介し、目上の人は後から紹介する。