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日语古典语法形容动词

形容动词一 定义形容动词是用言的一种,表示事物性质、状态并且有活用的独立词。

由于其兼有动词和形容词的性质,所以被称为形容动词。

它通常可以单独作谓语和修饰语,当其后省略体言或形式体言时,也可以直接做主语。

▲名みやう香がうの煙もほのかなり。

『源げん氏じ物もの語がたり』御仏壇の名香の煙もほんのりと漂っている/佛祖座前香烟飘缈。

▲檳び榔らう毛げはのどかにやりたる。

『枕まくらの草そう子し』檳榔毛の車はゆったりと進めるのがよい/贵人之舆当缓行为宜。

▲なほ行き行きて、武蔵の国と下総しもつふさの国との中に、いと大きなる河あり。

『伊勢物語』 さらにだんだん進んで、武蔵の国と下総の国との間に、たいそう大きな川がある/再向前行进,武藏野国与下総国之间有一条大河。

▲詩しい歌かに巧みに、糸し竹ちくに妙たへなるは、幽いう玄げんの道、君臣これを重くするといへども、今の世にはこれをもちて世を治むる事、漸やうやく愚かなるに似たり。

『徒つれ然づれ草ぐさ』 詩歌が優れ、音楽が上手なことは、奥の深い芸道であって、君臣ともにこれを重視するが、今のような時代では、これらでも祭りに進行中の檳び榔らう毛げの牛車って世を治めることは次第に愚かなことになってきたように見える/善于词赋,长于乐工,此乃深邃之艺理也,虽君臣当共重之,然以此治世,是为愚也。

二 分类根据词尾的不同变化,形容动词可分为「ナリ活用」和「タリ活用」两种类型。

1.「ナリ活用」「ナリ活用」形容动词是由词干+なり构成的。

根据词干的不同又分为和语词干ナリ活用形容动词与汉语词干ナリ活用形容动词。

其中以和语词干型居多。

常用和语词干形容动词~げ なめげなり ゆゆしげなり すさまじげなり ~か のどかなり あえかなり 静かなり ~やか 貴あてやかなり さやかなり しなやかなり ~らか 珍らかなり 軽かろらかなり明らかなり ~ら清らなり賢さかししらなり平らなり常用汉语词干形容动词悪あくなり安穏あんのんなり偉い大だいなり可憐か れんなり 急きゅうなり 厳重げんぢゅうなり 愚おろかなり善ぜんなり 聡明そうめいなり 大事だいじなり 淡泊たんぱくなり 柔にう和わなり 悲惨ひさんなり 美麗び れいなり不思議ふしぎなり 便びんなり 稀まれなり 明瞭めい りょうなり 猛もうなり 不便ふ びんなり 優ゆうなり 密みつなり立派りつ ぱなり寧静ねいせいなり① 未然形▲人と向かひたれば、詞ことば多く、身もくたびれ、心も静かならず、万よろづの事障りて時を移す、互ひのため益なし。

『徒つれ然づれ草ぐさ』 人と対座していると、しゃべる言葉は多くなり、体も疲れ、心も落ち着かない、あれもこれも支障をきたして時を過ごすのは、お互いのために無駄なことである/与人对座,言辞渐多,身疲体乏,心亦不能平静,亦会招致诸多不便,此于人于己皆无益处。

▲樹き静しずかならんと欲ほつすれど風かぜ止やまず、子こ養やしなわんと欲ほつすれど親おや待またず。

『韓詩外伝かんし がいでん』 木が静かになろうとしても、風は止まず、子が親に孝養を尽くそうと思っても、親は待ってくれず亡くなってしまう/树欲静而风不止,子欲养而亲不待。

▲事こと異ことならば即すなわち備そなえ変へんず。

『韓非子かん び し』事情が違って来れば、それへの対応策も変わる/事异则备变。

② 连用形▲静かに思へば、よろづに過ぎにしかたの恋しさのみぞ、せんかたなき。

『徒つれ然づれ草ぐさ』静かに考えてみると、万事につけて、過ぎ去ってしまった昔の恋しさは、実にどうしようもない/静静思来,万事之中唯有逝去之旧情,实为无可奈何之事。

▲借問しゃもんす酒家しゅかは何いずれの所ところにか有ある、牧童ぼくどう遥かに指差す杏花村きょう か そん。

『清明』杜牧と ぼく・唐 居酒屋はどの辺りにあるか、と尋ねると、牛飼いの少年は、遥かな彼方、杏の花の咲く村を指差して教えてくれた/借问酒家何处有,牧童遥指杏花村。

▲遥かに知る兄弟けいてい高たかきに登る所、遍あまねく茱萸しゅ ゆを挿さして一人いちにんを欠かかんことを。

『九月九日憶山東兄弟』王維おう い・唐 遥かに遠く離れた土地にいて、故郷の家族を思う。

重陽節の今日は兄弟そろって小高い丘に登り。

みんな頭に茱萸しゅ ゆのかんざしを挿しながら、一人、私がいないことに今更のように気づかされる/遥知兄弟登高处,遍插茱萸少一人。

③ 终止形▲人生七十しちじゅう古来こらい稀まれなり。

『曲江』杜甫とほ・唐 人生、七十まで長生きするなど、昔からめったに無いものだ/ 人生七十古来稀。

▲夏は夜。

月の頃は更なり。

『徒つれ然づれ草ぐさ』 夏は夜がいい。

月の出ている頃はいうまでもない/夏天,夜晚最好。

有月之夜就不用说了。

▲身み貧賤ひんせんなりとも、これを恥づべからず。

身が貧乏でも,これを恥とすることができない/身虽贫,然不可以此为耻。

④连体形▲悪あく小しょうなるを以もつて之これを成なすこと勿なかれ、善ぜん小しょうなるを以もつて為なさざること勿なかれ。

『三国誌さんごく し』小さいな悪だからと言って、それを行ってはならない。

小さな善だからといって、それを行わないことがあってはならない/毋以恶小而为之,毋以善小而不为。

▲名みやう利りに使はれて、閑しづかなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ。

『徒つれ然づれ草ぐさ』静かな暇がなく、一生を苦しめることは愚かなことである/为名所累,乃至无闲暇,而痛苦一生者,谓之愚也。

▲吾が矛の利なること、物において陥さざる無きなり。

『韓非子』私の矛の鋭いことといったら、どんな物に対してでも、突き通さないものはありません/吾矛之利、於物无不陷也。

▲愚かなる人は、またこれを悲しぶ。

『徒つれ然づれ草ぐさ』愚かな人は、また、老・死の到来を悲しむ/愚昧之人才为老、死的到来而悲伤。

⑤已然形▲年をとった人は……心おのづから静かなれば、無む益やくのわざをなさず、身を助けて愁うれへなく、人の煩わづらひなからことを思ふ。

『徒つれ然づれ草ぐさ』 年寄りは心は自然に落ち着いているから、無駄なことをしないでわが身をかばって心配事がなく、他人の迷惑がないようにと考える/年长者所以不做徒劳之事者,盖因心静如止水也,爱惜己身,不愿劳烦他人。

▲夜は静かなれども、なほ眠ること難し。

夜は静かであるが、なお眠れない/夜虽静,然不能睡矣。

▲折をり節ふしの移りかはるこそ、ものごとにあはれなれ。

『徒つれ然づれ草ぐさ』四季それぞれの季節の移り変わるのは、すべての物について情趣深いものである/春去秋来,夏走冬至,一年四季之变化于万物,实为意趣深远之事。

⑥命令形▲礼れいは其その奢おごらんよりは寧むしろ倹けんなれ。

『論語』礼は贅を尽くして派手に行うよりは、質素にした方がよい/礼与其奢也宁俭。

▲友の墓ぼ辺へんに風静かなれ。

(姉崎あねさき嘲てう風ふう) 友たちの墓の辺りで、風よ静かであれ/风兮,止于吾友墓前。

2.「タリ活用」「タリ活用」形容动词均是以汉语型词干+たり构成的。

其词干主要有以下几种形式:知识链接汉语词干「ナリ活用」形容动词与「タリ活用」形容动词「ナリ活用」形容动词中不仅有「明らかなり」「静かなり」「あはれなり」等和语词干型词汇,还有「安穏なり」「不便なり」「大事なり」等汉语词干型词汇。

这与词干同样是汉语词汇的「タリ活用」形容动词之间有何种联系和区别?联系①两者都是从作为外来语的汉语中借鉴而来。

由于汉语中表示性质状态的词汇众多,为了弥补古代日语中形容词词汇的不足,在中日两国长期的文化交流中,有一些汉语词汇被引入日语,从而形成了汉语词干型「ナリ活用」形容动词和「タリ活用」形容动词。

②有些现在作为「タリ活用」形容动词的词汇在历史上曾作为「ナリ活用」形容动词来使用。

比如「泰然タリ」「熾然タリ」「赫然タリ」在平安初期(公元8世纪),是以「泰然に」「熾然なり」「赫然なり」的形式来使用的。

区别①两者被引入古典日语并最终成为日语固有词汇的时间不同。

在文学作品中汉语词干型「ナリ活用」较「タリ活用」出现时间早。

汉语词干型「ナリ活用」最早出现在上代(即奈良、平安时代)的《万叶集》等作品中。

而「タリ活用」最早出现于平安时代后期,形成于中世的汉文训读文中。

「タリ活用」在奈良时代还没有出现。

常用タリ活用形容动词暗澹あんたんたり 洋々たり 炎々えんえんたり 漫々たり 沈々たり 茫々ばうばうたり 朦朧もうろうたり 朗々らうらうたり 公然たり 釈然たり 泰然たいぜんたり 漠然たり 確乎かくこたり断だん乎こ 凛呼りんこ牢ろう乎こ荒涼こうりょうたり 燦爛さんらんたり重畳ちょう でふたり②所适用的文体不同。

汉语型「ナリ活用」形容动词使用于和语文体文章中,「タリ活用」形容动词则是多用在汉文训读文中,特别是军记物语。

①未然形▲東京早春の光景坐そぞろに人をして頭痛岑しん岑しんたらしむ。

『故郷春色今若何』徳富蘇峯とくとみそほう東京の早春はなんとなく人をずきずき頭痛させる/东京之早春总冷得让人感到头痛。

②连用形▲三さん五ご夜や中ちゅう新月白く冴え、涼りやう風ふう颯さつ颯さつたりし夜なかばに、帝みかど清涼殿にして、玄げん象ぞうをぞ遊ばされける。

『平へい家け物もの語がたり』 十五夜の上り始めた月が白く冴え、涼風がさっと吹いた夜中に、天子は清涼殿において、玄げん象ぞう〔琵琶の名器〕をばなされました/十五月圆夜,皓月初上,白若明镜。

夜半凉风突起,天子驾幸清凉殿,亲奏琵琶一曲。

▲菊を采とる東籬とうりの下もと、悠然ゆうぜんとして南山なんざんを見る。

『飲酒いんしゅ』陶潜とうせん東のまがきのそばで腰をかがめて菊を摘み、頭を上げると、遥か彼方に南山がゆったりとあるのが目に入る/采菊东南下,悠然见南山。

▲北には青せい山ざん峨が峨がとして、松吹く風索さく索さくたり。

『平へい家け物もの語がたり』 北には青山が険しく聳え立っていて、松を吹く風もさびしく響き渡っている/青山巍峨立朔方,风卷青松抒凄凉。

)③终止形▲君子は坦たんとして蕩蕩とうとうたり。

小人しょうじんが長えに戚戚せきせきたり。

『論語』 君子即ち徳の高い立派な人物は心が穏やかでのびのびとしている。

しかし、小人即ち度量の狭い人間は、いつでもこせこせしていて永久に心安らぐことがない/君子坦荡荡,小人长戚戚。

▲年齢すでに老々として、白しら髪がさらに皓こう皓こうたり。

『源平盛衰記げんぺいせいすいき』 年齢はすでに年寄りくさくて、白髪は一層白しら白しらとしている/业已近垂暮之年,华发更盛往昔。

▲北平市街は燦さん然ぜんたりとも、上海に及ばじ。

『詳解国語日本語文語文法』北平市街は燦然としていても、上海に及ばないだろう/北平之街道虽可谓之繁华,但仍不及上海也。

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