秋风清,秋月明,落叶聚还散,寒鸦栖复惊。
世界经典童话诵读-馬車で来た十二人のお客さま(搭马车来的十二位客人)《日语有声读物-世界经典童话诵读(日汉对照)(含光盘) 》是本好书,每天早上读着读着就记住了很多单词,更重要的是学会了很多地道的表达,还锻炼了口语。
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昔々むかしむかし、風一かぜひとつない静しずかな夜よるです。
美うつくしい星ほしたちも凍こおってしまいそうな、寒さむい寒さむい夜よるです。
キンコンカンコーン十二時じゅうにじを告つげる鐘かねが町中まちなかに鳴なり響ひびくと、バーン! バーン!と、いきなり花火はなびが打うち上あげられました。
誰だれかが、窓まどを開あけて叫さけびました。
「新あたらしい一年いちねんよ。
ようこそ!」 すると、次々つぎつぎに窓まどが開あき、大人おとなも子供こどもも微笑ほほえみあって、新年しんねんの挨拶あいさつを交かわしました。
さあ、それからは乾杯かんぱいを繰くり返かえす声こえや笑わらい声ごえや歌声うたごえ、それにダンスの音楽おんがくが町中まちじゅうに溢あふれました。
新あたらしい一年いちねんが始はじまったばかりのこの町まちへ、馬車ばしゃがやって来きます。
乗のっているのは、全部ぜんぶで十二人じゅうににんでした。
馬車ばしゃは、町まちの門もんの前まえで止とまります。
「やあ、おはよう。
」 馬車ばしゃの中なかから紳士しんしが、町まちの番人ばんにんに声こえをかけました。
「おはようございます。
皆みなさん、旅券りょけんをお持もちですか?町まちに入はいるには、旅券りょけんを見みせていただく決きまりになっています。
」番兵ばんぺいがそういって馬車ばしゃのドアを開あけると、皮かわのコートを着きた紳士しんしが降おりてきました。
「もちろん持もっていますよ。
ぼくはあなたに新あたらしい朝あさをあげましょう。
ぼくはね、金貨きんかや銀貨ぎんか、ダンスパーティや贈おくり物ものを人ひとにあげるのが好すきなんです。
でも、あげられるのは三十一回さんじゅういっかいだけですよ。
だって、ぼくにはそれしか夜よるがないのです。
あ、失礼しつれい。
申もうし遅おくれました、ぼくは一月いちがつというものです。
」次つぎに、大おおきなタルを持もった男おとこが降おりました。
「わたしゃ、みんなを喜よろこばせるのが得意とくいでして。
かーニバルを開ひらいてにぎやかにやりましょうぜ。
なんてったって、私わたしの月つきは二十八日にじゅうはちにち、まあ、一日いちにちおまけしてもらう年としもありますがね。
短みじかい月日つきひはうんと楽しく!私はかーニバルの二月でさあ。
」三番目さんばんめに降おりてきたのは、やせた男おとこの人ひとです。
ボタンの穴あなに小ちいさなスミレすみれを飾かざり、黙だまって俯うつむいています。
その後うしろから、「おいおい。
さんがつくん、さっさといってくれよ。
でないと、君きみの大好だいすきなお酒さけが逃にげちまうぜ。
」そういって、三月さんがつの背中せなかを押おして出でてきたのは四月しがつでした。
「いやあ、今いまのはウソだよ。
エイプリフールだよ。
ぼくの月つきは雨降あめふりだったり、お日ひさまがご機嫌きげんだったりと、へんてこな月つきでね。
結婚式けっこんしきやらお祝いわいごともたくさんあって、あっという間まに過すぎてしまうんだよ。
」おしゃべりな四月しがつを横目よこめで見みながら、緑みどりのドレスを着きた美うつくしい女おんなの人ひとが降おりてきました。
「番人ばんにんさんにも、どうぞ神かみさまのお恵めぐみがありますように。
」そう言いわれて番人ばんにんは、思おもわずほほを赤あかくしました。
この女おんなの人ひとは、五月ごがつの歌姫うたひめです。
緑みどりの森もりの小道こみちを歩あるきながら、やさしい声こえで歌うたうことを仕事しごとにしていました。
次つぎに降おりてきたのは若わかい奥おくさんで、弟おとうとの七月しちがつを連つれていました。
姉あねの六月ろくがつは、ごちそうを作つくってみんなを楽たのしませます。
弟おとうとの六月ろくがつは、荷物にもつといったら海水帽子かいすいぼうしを水泳すいえいパンツぱんつ。
たったのそれだけです。
見みるからに元気げんきそうな男おとこの子こでした。
そして、六月ろくがつと七月しちがつのお母さんの、八月婦人はちがつふじんも降おりてきました。
八月婦人はちがつふじんは暑あつがりで、太ふとっていて汗あせばかりかいていますが、とても働はたらき者ものです。
その後うしろから出でてきたのは、絵えかきさん。
この人ひとが絵えの具箱ぐばこを持もって森もりへ行いくと、たちまち木々きぎの葉はっぱは、赤あかや黄色きいろに変かわってしまいます。
絵描えかきさんは九月くがつでした。
続つづいて降おりてきたのは、十月じゅうがつの地主じぬしさん。
地主じぬしさんの考かんがえていることは、畑はたけの作物さくもつのことだけです。
番人ばんにんにも、早速畑仕事さっそくはたけしごとのことを話はなし始はじめましたが、「エヘン!エヘン!」十一月じゅういちがつのうるさいせきに、じゃまをされてしまいました。
十一はひどい鼻風邪はなかぜで、ハンカチでは足たりないので、なんとシーツを持もって降おりてきました。
「木きを切きりゃ、風邪かぜなんて治なおっちまうんだがね。
おれはいつも、木きを相手あいてにしていたいのさ。
そうそう、早はやく風かぜを治なおして、みんなにスケート靴ぐつを作つくらなきゃなんねえんだ。
おれのあとの月つきは、スケートが楽たのしいからね。
」最後さいごに、火鉢ひばちと小ちいさなモミの木きを抱かかえた、十二月じゅうにがつのはおばあさんが降おりてきました。
「クリスマスまでには、このモミの木きも天井てんじょうまで届とどくほど大おおきくなるでしょうよ。
そうしたら明あかりのついた蝋燭ろうそくや、金色こんじきのリンゴやおもちゃを飾かざってやりますよ。
それにね、そのモミの木きのてっぺんに飾かざった天使てんしの人形にんぎょうが、金紙きんがみの翼つばさをヒラヒラさせながら、みんなにキスをして回るんですよ。
」番人ばんにんは新あたらしい馬車ばしゃを呼よんで、十二人じゅうににんのお客きゃくに言いいました。
「旅券りょけんはお預あずかりしておきます。
一人ひとりずつ新あたらしい馬車ばしゃにお乗のりください。
ただし、この町まちにいられるのは、一人ひとり一ケ月いっかげつだけの約束やくそくです。
一ケ月いっかげつたったら、皆みなさんがどんなことをしたのか、わたしにどうぞ話はなして聞きかせてください。
では、一月いちつきさんどうぞ馬車ばしゃへ。
」一月いちがつは軽かるく頭あたまを下さげて、新あたらしい馬車ばしゃに乗のり込こみました。
さて、一年いちねんたったら、十二ケ月じゅうにかげつのお客きゃくからどんな物語ものがたりを聞きかせてもらえるのでしょうか、楽たのしみですね。
中文翻译:很久以前,一个万籁俱寂的夜晚。
美丽的星星好像也被冻住似的,非常非常寒冷。
“咚!咚!咚!”宣告十二点到来的钟声响彻整个城市。
“砰——!砰——!”烟花升空。
有人打开了窗户。
“新年到了!”于是人们纷纷打开窗户,大人小孩欢笑着互致新年问候。
接下来城里充满了干杯声,笑声,歌声,还有跳舞的声音。
一辆马车驶向这座刚刚迎来新年的城市。
车上一共坐着十二个人。
“啊,早上好!”马车上的一位绅士对守门人说。
“早安!各位,你们有护照吗?我们这里规定进城时必须要出示护照。
”守门人说着打开马车的门,下来的是一位穿着皮大衣的绅士。
“当然有啊!我就是给你新年第一个早晨的人。
我喜欢把金币银币送给人们,我还喜欢举行舞会,分发礼物。
不过只有三十一次,再多的夜晚我可没有了。
啊,对不起,忘了自我介绍了,我的名字叫一月。
”接着下来了第二位。
是个拿着一只大桶的人。
“我最擅长让大家开心。
办个狂欢节,大家热闹一下。
因为我只有二十八天!是的,有的年份可能会加上一天。
享受短暂的时光吧!我是狂欢的二月。
”接着第三位下来了。
是个瘦男人。
扣眼上插上一支小小的紫罗兰,安静地低着头。
在他身后,“喂!三月,快点儿走!不然你最喜欢的酒就没了。
”推开第三位,出来的是四月。
“哎呀,我只是开个玩笑,是愚人节的玩笑。
我的月份有时下雨有时出太阳,时好时坏。
结婚呀庆祝仪式也很多,一转眼就过去了。
”冷眼看着说个不停的四月。
一位穿着绿色裙子的美丽的女士走下马车。
“守城人,上帝保佑你!”守城人不由得脸红起来。
这位是五月的女歌唱家。
她漫步在绿色森林的小路上,她的工作就是用她悦耳的声音歌唱。
接着下车的是一位年轻夫人,带着她的弟弟七月。
姐姐六月喜欢为大家做好吃的。
弟弟七月,他带的行李很少,只带着游泳帽和游泳裤。
是个看起来朝气蓬勃的男孩。
接着六月和七月的妈妈下来了,是八月夫人。
八月夫人是个怕热的人,她体胖爱出汗,非常勤劳。
接着下来另一位先生,他的职业是画家。
他拿着绘画颜料箱来到树林,叶子的颜色立刻就会变成红色、金黄色。
画家就是九月。
接着下来的是十月,一位地主。
地主只想着田地里的庄稼。
他刚想和守城人谈论种地的话题。
“咳!咳!”被接着下来的十一月的咳嗽声打断了。
十一月,得了重伤风,手帕根本不顶用,所以他用的是床单而不是手帕。
“一去砍柴火,作风便会好的。
我总是和树木打交道。
是啊,是啊,必须快点儿好起来,该为大家做滑冰鞋了。
大家都很期待在我后面的十二月滑冰。
”最后一位下来了,抱着火盆和小枞树的十月老婆婆。
“到圣诞节的时候,这棵树便会长得大大的,一直伸到天花板,上面挂满了明亮的火烛、金色苹果和玩具。
树梢上的天使人偶,扇着金箔翅膀从上面飞下来,亲吻着屋里所有的人。
”守卫叫来了一辆新马车,对十二位客人说:“各位的护照我先替你们保管。
请你们每人乘坐一辆新马车。
不过在这个城市里你们每位只可以呆一个月。
一个月过完的时候,请向我报告你们做过什么事。
请吧,一月先生,请您上马车吧。
”一月轻轻点点头,坐上新马车。
那么,一年之后,十二个月的客人,会给我们带来什么样的奇闻逸事呢?真让人期待啊。