高齢化社会
高齢化社会の問題と課題
1.初めに
2.問題点
まず、次に
3.課題、解決策
高齢化社会の問題と課題
高齢化が叫ばれて久しい。
高齢化とは字が示すように、お年寄りが増えることである。
日本は今、世界一の長寿国である。
このお年寄りが長生きすることは喜ばしいことであるが、その対策はなかなか進まず、高齢化を喜んでばかりはいられない。
この高齢化にはどんな問題点があるのかを見ていこう。
まず問題になるのはお金である。
お年寄りが長生きするとその分、年金、医療費などがたくさん必要になる。
それらはお年寄りが負担するのではなく、若い人が払う税金によって賄われる。
現在は1人のお年寄りを8人の若者の税金で賄っている計算だが、あと25年したら、1人のお年寄りを3人の若い人が面倒を見なければならないと言う試算もある。
高齢化の問題はお年寄りが増えると、若い人の負担が増えるという点にある。
次に施設や介護する人が足りなくなるという問題がある。
お年寄りが増えるわけだから、それらの人を介護する老人ホームや老人を介護する人が必要になることは言うまでもない。
しかし、これもお金が絡むことなので、すぐに建物を建設したり、介護職員を増やしたりするなどと言うことはできない。
それらの問題点については、個人があれこれ考えて達成できるものではない。
国に働きかけ、国にやってもらうしかない。
では、私たち個人にできることは何だろうか?日本には「子ども叱るな、来た道だ。
年寄り笑うな、行く道だ。
」ということわざがある。
私たちにできること、それは今の時代を築き、発展させてきたお年寄りを大事にすることではないだろうか?お年寄りが生きてきてよかったと思えるような世の中をどう作っていくか、それが我々若者に与えられた課題であると思う。
高齢化社会の解決策を今の若者が見つけなければならない。