2005年全国硕士研究生入学考试第二外国语(日语)试题(問題用紙)一.次の文の___のある漢字はどう読むか、A~Dのうちから正しいものを一つだけ選びなさい。
(0.5×10=5)1.若者が田を耕していると、一羽の鶴が舞い降りてきた。
AたがやかBだがやかCたがやDだがや2.これはあまりにも常識を超えた、とっぴな考えであった。
AじゅうしきBじょしきCじゅしきDじょうしき3.都市には人口が極端に集中していると考えられている。
AきょくだんBきょくたんCきゃくたんDきゃくだん4.仕事と家事の両立は簡単なことではない。
AりゅうりつBりょうりつCりゅうりちDりょうりち5.二人は順調に頂上へ近づいていた。
AじゅんちょうBじゅんちょCじょんちょうDじょんちょ6.ここへ来る途中で、李さんに会いました。
AとなかBどうじゅうCとちゅうDとううち7.今日はね、海老で鯛を三匹も釣ったよ。
AえびBかいろうCうみろDうみおい8.言ったことは必ず実行するぞ。
AしっこうBじっぎょうCじつぎょうDじっこう9.人はそれぞれ独特のものを持っていると思います。
AとくとくBどくとくCどくどくDとくどく10.現代では、東京から京都や大阪へ日帰りで出張することは、日常茶飯事になっている。
AさはんじBちゃめしことCちゃはんごとDざはんじ二.次の文に__に入れる外来語はそれぞれ選択肢A~Dの中から最も適切なものを一つ選びなさい。
(0.5×10=5)11.コンサートの___は、会場の入り口でもらってください。
AメニューBプランCプログラムDリズム12.高田さんは___をしながら、大学に通っています。
AオートバイBデパートCゕルバイトDカレンダー13.自動車や機械などを操作するために__を回す。
AパイプBボタンCピンDハンドル14.今年、文学賞をもらった作家に新聞記者が__をして記事を書いた。
AインタビューBステージCレクリエーションDコンクール15.有名なレストランに出かけたが、店は休みで__が閉まっていた。
AロッカーBシャッターCメニューDクーラー16.結婚するために、今一生懸命に____を買おうと貯金している。
AニンニクBトラックCドライバーDマンション17.木村さんは朝日新聞のある____の担当者です。
AハンマーBコラムCレッスンDユーモゕ18.私は古典的なものが好きで、今度____コンサートへ行くつもりです。
AクラシックBメロンCメニューDロング19.母は____のようなフゔスト・フードが大嫌いです。
AハンバーグBジュースCビルDロビー20.漢方医では、五臓六腑の____が崩れると、人間が病気になる。
AフランスBテレックスCバランスDセメント三.次の文の下線をつけた言葉の二重線のある部分はどのような漢字を書くか、選択肢A~Dの中から同じ漢字が使われるものを一つ選びなさい。
(1×5=5)21.小林さんにお願いしてみましたが、なかなかごしょうちいただけませんでした。
A彼の頭脳のちみつなことにはまったく驚いた。
B彼女はちせいてきな女せいとして知られている。
Cそのことについては、道徳的けんちから見ればあまり好ましいものとは言えない。
D子供は紙をちぎったりして、部屋を汚くしたので、母親に怒られた。
22.道がこんでいるからスピードをかげんしてください。
Aげんみつな身元調査を行わなければなりません。
B彼は年齢のわりにげんだい感覚を持っている。
C九月は八月に比べ交通事故はげんしょうした。
D交通違反をげんじゅうに取り締まるのは交通安全をはかるからだ。
23.難しいのに彼は一度でみごとに合格した。
A私たちのみぢかな暮らしの問題について討論する。
Bその夜、真暗で敵もみかたもわからなかった。
Cみちの人から励ましの手紙をもらった。
Dそんなことをすると、きっと失敗する。
彼がいいみほんだ。
24.海外旅行のときは通常おうふくチケットを買う。
Aフランス語の通訳を募集したところ、40人もおうぼ者があった。
B寝たきりの病人なのでいつもおうしんを頼んでいる。
C若者がヨットで単独太平洋おうだんの航海に出発した。
D首相はおうべい視察の旅に出かけている。
25.殺人事件の捜査のこれまでのけいか報告を行います。
A夜中に衛星ちゅうけいでオリンピックの開会式を見たから今日は眠い。
B日本とゕメリカの会社が技術ていけいして新製品の開発をしている。
C家を買うけいやくをした途端に転勤することになった。
D成田空港からモスクワけいゆでパリに行く予定だ。
四.次の文の__にどんな言葉を入れるか、正しいものをA~Dの中から一つ選びなさい。
(1×10=10)26.明日の運動会は9時からです。
__明日の天気は晴れのようです。
AそれでBそしてCしかもDちなみに27.桜の花びらは___散っている。
AばらばらBはらはらとCきらきらDころころ28.二人とも学生だという__では共通している。
AところBことCのD点29.彼が来るのか来ないのかはっきりしないが、__先に出発しよう。
AどうしてもBいずれにCいずれにしてもDいずれにして30.__広州に来たんだから、越秀公園にも行ってみましょう。
AせっかくBようやくCとうとうDやっと31.日本語が難しい。
特に、敬語が____覚えられないのね。
AよくBたまにC必ずしもDなかなか32.何も異常がないんですけど、____不気味な気がしてならないんですよ。
AなんとかBなんとなくCなんともDなにか33.___先生に怒られるところでした。
AすくなくてもBせいぜいCもうちょっとでDわるくも34.コンピューターなら、この計算が、____10秒足らずで出来ます。
AわずかB少々CほんのDたまたま35.自分の考えを____主張してゆずらなかった。
AごくBもはやCたいへんDあくまでも五.次の文の__にどんなものを入れるか、一番適切なものをA~Dの中から選びなさい。
(1×15=15)36.定年退職する__あたって、あらためて、同僚や家族に感謝の気持ちが湧いてきた。
AでBをCにDと37.若いとき、悪いことだとわかってい__、暴走行為を繰り返していました。
AながらBのにCのでDけれど38.洋子さんはテスト__たびに学校を休む。
AでBがCのDを39.いつの時代でも若者に__、新しい流行が作り出される。
AかけてBわたってCつけてDよって40.掃除の__、落としたボタンを探してください。
AつぎにBつぎCついでDついでに41.あと10分遅れよう___、助からなかったかもしれない。
AものならBところならCころならDことなら42.君、高校____英語を勉強したのですね。
AまでにBにかけてCうちDまで43.女__男は大嫌いだ。
AらしいBっぽいCみたいDような44.先輩の話を聞いて、どうもいい勉強____なりました。
AにBをCへDと45.田中さんの家族は、田中さんと奥さん、それに息子さん___太郎の三人です。
AはBがCのDに46.夏はスカートの女せいが多いが、好み____ズボンをはく女せいもいる。
AでBからCにDので47.厳しい先生____嫌いな野菜を食べさせられました。
AがBにCはDを48.家事の損害は7億円___達した。
AもBをCにDへ49.お忙しい中___ご苦労様です。
AにBでCがDを50.私が話し掛けたら、あの人はいやだ___ばかりに横を向いてしまった。
A×BとCでもDが六.次の文の__にどんなものを入れるか、一番適切なものをA~Dの中から選びなさい。
(1×15=15)51.加藤さんは会社を辞めた理由を病気のためだと言っているが、それは単なる口実__。
AによるBに限らないCに及ぶDに過ぎない52.彼女の演奏には、人の心を__。
A動かすものがあるB動くことであるC動かすことであるD動くものがある53.実は、この話には__しかけがあるのです。
AちょっとBちょっとしたCたいしたD少しの54.有名な歌手が来るといううわさを__、大勢の人が集まってきた。
A聞きとがめてB聞き分けてC聞きつけてD聞きほれて55.お目にかかった__、お話します。
AわりにはBうえにCうえでDものの56.できることはすべてやったのだから、期待された結果が出なくてもあなたが謝る__。
AわけはないBはずはないCほかはないDことはない57.「少子化」という日本の現状から見ると、将来日本の人口は__。
A増えるしかないB減る一方だろうC減ってしまったD増えつつある58.物価の高い日本で留学生活を送るにはゕルバイト__。
AせざるをえないBするざるをえないCしざるをえないDさざるをえない59.期末試験は12月15日から18日まで4日に____行われる。
AいたってBわたってCついでDきまって60.是非読んで、感想を______ください。
A聞いてB言わせてC聞かせてD話させて61.先生、この本をお借りして_____か。
AよろしいでしょうBいただきましょうCくださいましょうDやりましょう62.簡単に見える____、すぐにできるとは限らない。
AからいってBからしてCからといってDからには63.うちの犬にもこんな鈴をくびにして____なあ。
AくれたいBくださいCさしあげたいDやりたい64.彼が悪い____それまでですが、ほかの人にも責任があります。
AとはいえBというもののCといえばDといえども65.息子の部屋は散らかっていて、まるで泥棒にでも入られた_____。
AことだBかのようだCものだDところだった七.次の文を読んで、後の問いに答えなさい。
答えは、A~Dの中から最も適当なものを一つ選びなさい(20点)(ゕ)(6×2=12)私の知っている寿司屋の若い主人は、なくなった彼の父親を、いまだに尊敬している。
死んだ肉親のことは多くの場合、美化されるのが普通だから、彼の父親追憶も①それではないかと聞いていたが、そのうち②考えが変わっていた。
高校を出たときから彼は父親にすしの握り方、飯の炊き方――寿司屋になるすべてを習った。
父親は彼の飯の炊き方が下手だと、それをひっくりかえすぐらい厳しかったが、何といっても腕に差があるから文句は言えない。
だが、ある日、たまりかねて③「なぜぼくだけに辛く当たるんだ」ときくと、「おれの子供だから辛く当たるんだ」と言い返されたという。
父親が死に、一人前になって店をついで見ると、その辛く当たられた技術が役に立ち、④なるほど、なるほどと彼は分かったそうである。
私はこの若い主人の話を聞くたびに羨ましいと心の底から思う。
そこにはわれわれがある意味で⑤理想とする父親と子供の関係があるからである。
子供はその時、技術だけではなく父親の生き方も学んでいく。