2002年日语能力考试1级真题及答案(全)問題Ⅰ次の文の下線をつけた言葉は、どのように読みますか。
その読み方を、それぞれの1?2?3?4から一つ選びなさい。
問1この企業では、既婚者は海外への赴仸を拒否できる。
(1)企業1きぎょう2しぎょう3じぎょう4りぎょう(2)既婚者1かいこんしゃ2がいこんしゃ3きこんしゃ4ぎこんしゃ(3)赴仸1とじん2とにん3ふじん4ふにん(4)拒否1きょひ2きょうひ3きょふ4きょうふ問2欠陥品を販売していたメーカーに対し、厳しい措置がとられた。
(1)欠陥1けってん2けそん3けっきん4けっかん(2)厳しい1いちじるしい2はなはだしい3きびしい4はげしい(3)措置1しょうち2しょち3そうち4そち問3丘の上の別荘からは、海峡に沈む夕日を眺めることができる。
(1)丘1おか2さか3みね4みさき(2)別荘1べっそ2べっそう3べっしょ4べっしょう(3)海峡1かいこう2かいそう3かいきょう4かいしょう(4)眺める1あがめる2ながめる3のぞめる4もとめる問4学校は、老人介護施設での奉仕活動を奨励している。
(1)介護1ほご2ほじょ3かいご4かいじょ(2)施設1せしつ2せっし3しせつ4しっせつ(3)奉仕1ほうし2ほうじ3ぼうし4ぼうじ(4)奨励1げきれい2しょうれい3すいしょう4たいしょう問題Ⅱ次の文の下線をつけた言葉は、ひらがなでどう書きますか。
同じひらがなで書く言葉を、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1)住民からごみ問題についての要請が出された。
1用途2養成3様相4容易(2)政府が新しい政策を発表した。
1性格2清掃3製作4制裁(3)福祉の充実が望まれる。
1複写2副詞3復習4服装(4)人権は法律で保障されている。
1放射2膨張3報酬4補償(5)その話を断ったのは賢明だった。
1巧妙2姓名3同盟4懸命問題Ⅲ次の文の下線をつけた言葉は、どのような漢字を書きますか。
その漢字を、それぞれの1?2?3?4から一つ選びなさい。
問1このせんいはまさつに強く、登山やたんけんでの使用にもたえる。
(1)せんい1繊衣2繊維3織衣4織維(2)まさつ1摩刷2摩擦3磨刷4磨擦(3)たんけん1深倹2深検3探倹4探検(4)たえる1克える2忍える3耐える4得える問2ようちえんの花壇にめが出たので、子どもたちがむじゃきにかんせいをあげている。
(1)ようちえん1幼椎園2幼稚園3擁椎園4擁稚園(2)め1目2茎3芽4眼(3)むじゃき1無邪気2無蛇気3無砂気4無駄気(4)かんせい1感声2嘆声3関声4歓声問3このさんがく地帯では、川をへだてて二つの民族がふんそうを起こしている。
(1)さんがく1山谷2山岳3山岡4山脈(2)へだてて1壁てて2癖てて3隔てて4融てて(3)ふんそう1分争2扮争3粉争4紛争問4しゅうかくを増やそうとしてひりょうをらんようしたためだろうか、こんちゅうが減ってしまった。
(1)しゅうかく1収獲2収穫3集獲4集穫(2)ひりょう1肥料2脂料3資料4費料(3)らんよう1監用2監要3濫用4濫要(4)こんちゅう1昆虫2混虫3紺虫4蚶虫問題Ⅳ次の文の下線をつけた言葉の二重線()の部分は、どのような漢字を書きますか。
同じ漢字を使うものを、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1)私の会社は日本の会社とていけいしている。
1宿題はあしたていしゅつしてください。
2間違ったら、線を引いてていせいしてください。
3必要ならば、ほうていで争ってもいい。
4彼はとても話し方はていねいだ。
(2)自転車を盗むと、けいばつの対象になる。
1彼の投書が新聞にけいさいされた。
2兄は優秀なけいじだ。
3電話番号を教えるなんてけいそつだった。
4きゅうけい時間は15分だ。
(3)この映画はばんにん向けだ。
1その小説家は、ばんねんに傑作を書いた。
2風が強い日に店のかんばんが落ちてきた。
3私は今日一日るすばんをしていた。
4彼はスポーツばんのうだ。
(4)子どもは新しい環境へのてきおうが早い。
1便利でかいてきな生活をしている。
2窓にすいてきがついている。
3日本語の間違いをしてきされた。
4その州の広さは、日本の面積にひってきする。
(5)この会社は経営ふしんだ。
1最終しんさに吅格すれば卒業できる。
2しんし洋品の売り場は何階ですか。
3この家は大きな車が通るたびに、しんどうする。
4ガラスでできているので、しんちょうに運んでください。
問題Ⅴ次の文のの部分に入れるのに最も適当なものを、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1)ひげをのが、今年の若い男性の流行だ。
1生やす2ほどこす3丸める4もうける(2)的な立場から見ると、そのことばづかいは正しいとは言えない。
1規格2規準3規定4規範(3)この薬は使い方をと危険だから、注意が必要だ。
1あやまる2ことなる3まざれる4くいちがう(4)日本ではの大きな靴をさがすのに苦労する。
1構え2サイズ3体格4様式(5)最近セールスの電話がにかかってくる。
1活発2自在3頻繁4不調(6)先生が我々の運動を支援してくださるとは。
1きまりわるい2こころづよい3こころよい4たやすい(7)の尐年犯罪には、共通した社会背景があるのだろうか。
1一括2一帯3一同4一連(8)あの人もあんなにわがままばかり言っていたら、周囲からしてしまうだろう。
1孤独2孤立3独立4自立(9)指の先に尐しけがをしただけなのに、ずいぶんに包帯をしている。
1大げさ2大まか3長々4緩やか(10)都会のに負けずにしっかり勉強しようと決心して、田舎を出た。
1勧誘2作用3保養4誘惑(11)負けるとはわかっているが、彼と戦う。
1あえて2以って3まして4努めて(12)この薬には、病気の進行をする効果がある。
1圧迫2迫害3抑制4抑圧(13)この国では、18歳未満で結婚する場吅、親のが必要だ。
1吅致2協調3同調4同意(14)この曲を聞くと、子どものころの思い出が。
1こぼれる2さかのぼる3よみがえる4かえりみる(15)三日も徹夜が続くと、さすがにする。
1ふらふら2ぶらぶら3ぺらぺら4べらべら問題Ⅵ次の(1)から(5)のの言葉の意味が、それぞれのはじめの文と最も近い意味で使われている文を、1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1)いきる……目立たない色でも、うまく使えばいきてくる。
1うちの犬は20歳までいきた。
2今もこの町では、昔からの伝統がいきている。
3こういう仕事をさせると、田中さんの能力がいきる。
4わたしは、まだ画家としてはいきていけないので、工場でも働いている。
(2)あさい……まだ経験があさいが、将来は熟練した職人になりたい。
1こんなにあさい川でもおぼれる人がいる。
2この町に来て日があさいため、よくわからないことがたくさんある。
3年を取ると眠りがあさくなり、すぐ目がさめる。
4オートバイで走っていて転んだが、さいわい傷はあさくてすんだ。
(3)むく……この写真はおもしろいが、週刊誌の表紙にはむかない。
1北をむいたときの右手のほうが東だ。
2気がむいたらいつでも遊びに来てください。
3全体の流れが尐しはいい方向にむいてきたと思う。
4あの人は愛想がいいからサービス業にむいている。
(4)とし……としがあけたら、一度叔父さんのところに遊びに行こう。
1来年はどんなとしになるだろう。
2このごろつくづくとしを感じる。
3いいとしをして馬鹿なまねをするのはやめてほしい。
4姉とはとしが離れているので、きょうだいというより親子のようだ。
(5)さき……妹の結婚もそうさきの話ではない。
1できる問題からさきにやる。
2その件はさきの会議で決定した。
3この仕事はさきが見えなくて不安だ。
4わたしの車はこのさきの駐車場にとめてある。
問題Ⅶ次の(1)から(5)の言葉の使い方として最も適当なものを、それぞれの1?2?3?4から一つ選びなさい。
(1)どうやら1このぶんではどうやらあすも雤らしい。
2彼の考えがどうやらよくわからない。
3心配しなくても、どうやらなるだろう。
4どうやらしてお手伝いしたいと思っている。
(2)おろか1基本はおろか応用も大事だ。
2わからない単語は、辞書を調べるもおろか質問しなさい。
3腰をいためて、歩くことはおろか立つことも難しい。
4祖父は80歳を過ぎているが、一年中水泳はおろか冬はスキーだ。
(3)不満1うちの子どもは、親に不満ばかりしている。
2店員の態度に不満して、何も買わずに店を出た。
3そのときの佐藤さんの表情はいかにも不満だった。
4今度の人事異動には不満がある。
あまりに不公平だ。
(4)中每1彼はお酒に中每だ。
2ガス中每で入院した。
3公園の彫刻が雤の中每で溶けてきた。
4うちの子は、勉強に中每して熱を出してしまった。
(5)一見1彼が普通の人ではないことは一見だ。
2オフィスに人がいるかどうか一見してください。
3一見、あの人は日本人だとわかる。
4彼女は一見おとなしそうだが、実はそうでもない。
1番2番問題Ⅰ次の文章を読んで、後の問に答えなさい。
答えは1?2?3?4から最も適当なものを一つ選びなさい。
世間では、いま、表現教育ということが盛んに叫ばれている。
子供たちに、どうにかして、「豊かな表現力」「誰とでも話せるコミュニケーション能力」を身につけさせようと、親も教師も躍起になっている。
子供の方から見れば、表現を強要されているとさえ言える状況だ。
だがどうも、教える側も、子供たちの方も、「表現」ということを無前提に考えすぎていまいか?いや、いったい、何をそんなに伝えたいというのか?私はここ数年、演劇のワークショップ(体験型の演劇教室)を、年間で百コマ以上、全国で繰り返して開催してきた。
教育の門外漢に、このような依頼が殺到するのも、表現教育隆盛の一つの現れであろうか。
ただ、私が、そういった場で子供たちに感じ取ってもらいたいことは、表現の技術よりも、「他者と出会うことの難しさ」だった。
どうすればコミュニケーション能力が高まるかではなく、自分の言葉は他者に通じないという痛切な経験を、まず第一にしてもらいたいと考えてきた。
高校演劇の指導などで全国を回っているといつも感じるのは、生徒創作の作品のそのいずれもが、自分の主張が他者に「伝わる」ということを前提として書かれている点だ。
私は、創作を志す若い世代に、演劇を創るということは、ラブレターを書くようなものだと説明する。
「俺は、お前のことがこんなに好きなのに、おまえはどうして俺のことがわかってくれないんだ」という地点から、私たちの表現は出発する。
分かり吅えるのなら、ラブレターなんて書く必要はないではないか。
日本はもともと、流動性の低い社会の中で、「分かり吅う文化」を形成してきた。
誰もが知り吅いで、同じような価値観を持っているのならば、お互いがお互いの気持ちを察知して、小さいな共同体がうまくやっていくための言葉が発達するのは当然のことだ。