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日语阅读理解5

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展開予測
次にどうなるのか、どう続くのか
例題1
数年前のことです。

私がちょうど60歳を越えたころのことでした。

近所の公園でたまたま出会った女の子と目が合い、思わずニコッと笑いかけてしまいました。

すると、その子の顔が一度に花開いたようにほころび、これ以上ない微笑が返ってきたのです。

その時の至福の感情を何と表したらよいでしょうか。

そもそも私は、子供というものがあまり好きではありませんでした。

どちらかというと嫌いな方だったといってもいいでしょう。

ときに意味不明なことをいう子供、ときに残酷なことをしたりいったりする子供、……それが何となくうっとうしかったのです。

それで子供と見ればいつのまにか敬遠していたのですが、この公園での一件いらい、(1)ようになってしまったのです。

(山折哲雄『日本人の宗教感覚』NHK人間大学1996年4~6月期による)
問い(1)には、次のどの文が入るか。

1、私は子供を見つけるとニコッと微笑みかけ、その至福の瞬間を心持する
2、私は子供を見つけると目をそらし、できるだけ関わりを持たない
3、私は子供を見つけるとにらみ付け、嫌いだという感情をはっきり見せる
4、私は子供を見つけるとニコッと笑いかけ、子供の笑わせようとする
パターン1
①筆者の心の変化をとらえる
②最初の心情-経験によって感じたり考えたこと-現在の意見や行動のような変化の特徴をつかむ
③考えや気持ちを表すことばをさがし、現在に至る心境の変化をとらえる
<解き方>
子供に対する筆者の心の変化をとらえる。

まず、第一段落。

子供に笑いかけると微笑み返され「至福の感情」を得る。

第二段落では、「そもそも」筆者は子供が「嫌い」で「うっとうしかった」。

だから、「敬遠していた」(第三段落)のである。

それが「この公園の一件いらい」変化した。

答えは「敬遠していた」の反対の意味。

1は「心持する」ので、以前とは違う態度。

2「目をそらし」、3「にらみつけ」は以前の態度と同じ、4は子供を笑わせようとしているのではないので×。

こたえは1。

●やってみよう-1
京都市に本部を置く(財)日本漢字能力検定協会が実施している漢字の書き取り検定試験、いわゆる「漢検」が大変な人気のようだ。

つい数年前までは、へぇ、そんな試験があるのか、小学校の国語の授業じゃあるまいし、いったいどんな奇特な人が、お金を払ってまで、それも休みの日に指定された会場までわざわざ出掛けて漢字の書き取り試験なんかを受けるんだろう……という印象で私はとらえていたのだが、しかしその「奇特な人」が、さがせば身の回りにもずいぶんたくさんいた。

つい先日のことだが、それほど奇特とも思えないわが息子(小六)もかよっている塾でなかば強制的にこの試験を受けさせられ、それでも晴れて六級とやらの免状をいただいてきた。

受験前は何かとブツブツ言っていた息子だが、免状をもらえるのは子供でもやはりうれしいことなのだろう、(1)。

(『漢字道楽』講談社による)
「注」奇特:心がけのよい
問い(1)には、次のどの文が入るか
1、次も強制的に受けさせられると思っている
2、もう二度と受けたくないと言っている
3、次は五級をめざすとがんばっている
4、奇特な人になれたと言って喜んでいた
例題2
片山恭一さんのベストセラー「世界の中心で、愛をさけぶ」に作品の主題にかかわる恋人同士の会話がある。

「どっちが幸福なのかしらね。

好きな人と一緒に暮らすことと、別な人と暮らしながら好きな人のことを思い続けることと」と女。

「そりゃあ一緒に暮らす方だろう」と男。

「でも、一緒にいると、その人の嫌なところも目にするじゃない。

つまらないことで喧嘩したり。

そういうことが毎日積み重なっていくと……」
灯台職員の夫婦を描いた映画「喜びも悲しみの幾歳月」のモデルになった夫妻を、8年前に福島県いわき市の自宅に訪ねたことがある。

約束の時間につき、呼び鈴を鳴らそうとして玄関前で立ちすくんでしまった。

中から男女の怒鳴り声が聞こえてきたからである。

夫婦愛の美談の取材先での、この不意うちに困惑した。

もちろんすぐに仲良し夫婦に戻り、取材が始まったのだが。

夫妻は映画の物語同様に寄り添い、妻が先に87歳で、夫は92歳で亡くなられた。

冒頭の問いの答えは明らかだろう。

増殖中の悲恋小説の素材にはなりにくいけれども。

(「憂楽帳」2004年11月16日付毎日新聞東京版夕刊による)
問い「冒頭の問いの答えは明らかだろう」とあるが、恋人や夫婦の関係について、筆者はこのあとどのように意見を展開すると考えられるか。

1、毎日のつまらない喧嘩が積み重なると相手を嫌いになるものだ
2、喧嘩をしても他人の前で仲良く見せられればそれでいいのだ
3、相手の嫌なところもいいところも受け入れるのが本当の関係だ
4、相手と喧嘩しなくてもいいように別れて暮らすのもいい方法だ
パターン2
①本文中の問いの部分、下線や()が文全体のどの位置(中程か文末部かなど)にあるかに注目する
②文の中程にある場合、同じ内容を表す箇所がその後ろに現れることが多い
③文の終わり部分にある場合、文全体の結論だと考えられるので、文全体の流れを押さえる
<解き方>
問いの部分が文末にあるので文全体の流れを押さえる。

文は3つの段落からなる。

第一段落は、ベストセラー小説の中の話で「どっちが幸福」かという疑問に対し、「別な人と暮らしながら好きな人のことを思い続ける」ほうがいいのではないかという一つの答えが示される。

第二段落は筆者が取り材先で出会った夫婦の話。

夫婦愛の美談のモデルになった夫婦が怒鳴りあうほどの喧嘩をしていて驚いたが、夫婦は死ぬまで寄り添った(お互いをいたわり会った)という流れである。

1と4は、小説の中の女性の意見なので×。

2の仲良く見せられればそれでいいとは、本当は仲が悪いという意味なので×。

怒鳴りあっていても最後まで寄り添ったというところから二人の関係を読み取る。

答えは、3。

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