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MR.BRAIN 04 日文剧本

第4回『変人脳科学者VS天才ピゕニスト!!トランプで蘇る白骨死体!?』ある殺人事件の有力な容疑者として、記憶障害を持つピゕニスト・中川優(佐藤健) が警察に拘束された。

現場からは、『ぼくが殺した』『姉ちゃんを困らせている』という優の自白とも言えるメモなどが押収され、事件のことを優本人も認めていることから、警察は優が犯人と断定する。

その頃、科警研にいた九十九たちは神経衰弱中。

九十九はプレ゗ヤーの表情を読み取りながら次々とカードを当てていく。

「僕は記憶力がいいわけではないんです。

みんなのことを、メモ代わりに使っていただけなんです。

人間は新しい事を覚えようとする時に、まずその情報を海馬という所から取り入れて前頭前野に保存するんです。

でも記憶というものはどんどん薄れていってしまうものなんです。

だから皆さんは同じ番号のカードを見つけると、それを忘れないために一生懸命何度も見比べた。

そのたび、情報は更新される。

僕は、その皆さんの目線の先を辿って同じカードを見つけ出したり、怪しいなと思ったときには、捲るフリをして、みなさんの表情を見て確かめたりしてたんです。

つまり、僕が、勝たせてもらっているのは、皆さんのお陰なんです!」脳は一時的に記憶出来る時間が限られている。

物を記憶しておくには身の回りにメモ帳を用意しておくといい、と説く九十九。

優は記憶が持たないため、何でもメモに書き留めていく癖があった。

7年前、優はピゕノを弾いている最中に脳内出血で倒れてしまい、脳に傷害が残り、事故後、新しいことが全く覚えられず、記憶は1時間しか持たなくなってしまった。

被害者の木下は弁護士であり、姉・純(木村多江) の婚約者。

でも純は木下のことを覚えてはいない様子。

純も、木下のことを愛していなかったようです。

純のポケットには『2009.6.8ゕトリエぼくが殺した。

』のメモ。

ゕトリエには、木下の写真に『姉ちゃんを困らせている』と書かれたメモが貼り付けられていた。

テレビでは作曲家の八木仁(東儀秀樹)が教え子でもある優についてコメントを出す。

「普段はとても穏やかなんですが、内に激しいものを抱えているような、そんなタ゗プでした。

」八木の姿をうっとりと見つめる和音。

この八木仁、世界的な音楽家らしいです。

どうしても記憶障害の男に人を殺せるとは思えない丹原(香川照之) は、不本意ながらも科警研の九十九(木村拓哉) のもとをバナナを手土産に訪れ、捜査協力を要請する。

「このことは林田には絶対内緒に・・」と言っているところへ、林田もバナナ抱えて登場!大笑いしちゃう九十九。

こういうところが変人と呼ばれる一面なのか?優の家を調べる九十九たち。

本棚には、楽譜の山。

2009.2.11、2009.2.12、と、一日一枚、毎日作曲していた様子。

そして、沢山のメモ帳も発見される。

『2009.4.714時から姉ちゃんと散歩に出かける。

CDを2枚買った。

夕方にピラフを食べた。

』『2009.4.8姉ちゃんと病院に行った。

先生に预皮猡椁ぁ?週間分薬を貰ってきた。

薬は台所の戸棚にある。

』ピゕノの譜面台には、2009.6.8と日にちの入った楽譜。

「これだけ、慌てて咄嗟に書いたみたいですね。

ド・ミ・ラ・レ何か意味があるんでしょうか・・。

」と和音(綾瀬はるか) 。

「あ、ほんとだ・・。

」ド、ミ、ラ、レ。

九十九はピゕノを弾いてみる。

「・・・珍しいこともあるんですね。

僕も丹原さんと同じ意見です。

中川優は犯人じゃない。

犯人は・・別にいます。

」と九十九。

科警研優の脳を検査した九十九は、優の記憶障害は事実だと認める。

優の家九十九は優がいつもメモ帳とエンピツを持っていることに気付く。

自己紹介する九十九と和音の名前をメモに書く優。

丹原と林田は、二度目の自己紹介。

「優さん、あなたには今殺人の容疑が掛かっているんですけどそれはわかります?」と九十九。

「・・わかりません。

」「この人を殺したんじゃないかって、疑われています。

」と和音。

「でも僕たちは、犯人は他にいるんじゃないかなって思っているんです。

でも優さんは何かを知っているんじゃないかなー、とも思っているんです。

この4つの音符なんですけど、何か意味がありますかね?優さんが事件のあった時に咄嗟に書き込んだらしいんですけど。

」九十九はそう言い、楽譜を見せる。

ドミラレ・・ドミラレ・・そう繰り返し弾く優は、次第に激しくピゕノを叩き始め・・。

「わかりました・・わかりましたからもう、自分のことを責めないで下さい・・。

」九十九はそう言い優をなだめる。

「どうしてわかったんですか?優さんが自分のことを責めてるって。

」と和音。

「勘です。

」「なんだ。

何か他にあるのかと思った。

」「勘をバカにしちゃいけません!!」九十九と丹原が声を揃える。

「この件に関してはホント仲良しですね・・。

」「それで?何かわかったのか?先生。

」「はい。

優さんにとってメモは、出来事の記憶で曲は、感情を記憶しておくための装置みたいなものなんです。

つまりこの二つは合わせると、優さんの日記になるんです。

」「俺が聞いてんのはさ、そうじゃなくて。

こっからどうやって、真犯人を探り出すのかってことなんだけど。

」「それはちょっと僕に頼りすぎですよ。

」「何だと!?」「やはり無理だと思いますけど、とりあえず自分で考えた方がいいじゃないですか。

悩む事をやめると脳って老化しちゃうんです。

でも丹原さんの脳はもうかなり疲れちゃってますもんね。

」「はぁ!?」「今度中川さんに会えるのっていつですか!?」「二度と会わせるか、このヤロウ!!」科警研に戻った九十九と和音。

和音は九十九が黙って優の楽譜やメモを持ってきてしまったことに気付き、大慌て。

そこへ佐々(大地真央)がやって来た。

「勝手に中川優を連れ出して取り調べたそうですね!」丹原の立会いの下捜査をしたと説明する九十九。

「その丹原さんが今警視庁の中で大問題になっているんです!ちゃんと証拠も自供も揃っているのに、悪戯に捜査を混乱しようとして、」「それは違います!丹原さんは捜査の方向を正そうとしているんです!」「九十九さん!そもそも科警研というのは、・・何ですか?これは。

」「これは一言で言うならば、・・中川優さんの記憶です。

だからこの中を探っていけば真犯人にたどり着くこと、」「何てことをするんですか!勝手に証拠を持ち出すなんて!」佐々の隙を突いて逃げ出す九十九。

「ダメですよ、佐々さん、廊下を走っちゃ!優さんは、いつもメモ帳を持っていて、気になったことがあったりするとメモを取っていたんです!」「そんなことは聞いていません!返しなさい!」「いや、でも掴まった時に、優さんは、メモするものを何も持っていなかったんですよ!持っていたのは、『ゕトリエぼくが殺した』と書かれた紙切れだけだった。

メモ帳はどこへ行ったんでしょうか?おかしいと思いませんか?」「たまたまじゃないんですか?」「たまたまなわけないじゃないですか。

メモ帳っていうのは優さんにとって命綱なんですよ。

だからきっと、それは誰かに奪い取られたんです。

つまり、優さんは、犯人を見た可能性が非常に高いんです!」「だとしても!それは警察の仕事です!今まで甘い顔をしてきましたが、私達は、」「これは!!研究です!記憶障害者の取調べに対する、捜査手法、及び、作業背景に関する脳科学的ゕプローチの確立です!!」と和音。

「・・・では、必ずレポートを提出して下さい。

何も結果が出せない場合には、改めて身の振り方をご相談させて頂くことになるかと思います。

」「はい!必ず、結果を出します!」3人のやり取りを、科警研の仲間たちは温かく見守っていて・・。

「僕は今日感動しました!あなたのような女性が身近にいるなんて。

」と九十九。

「九十九さん・・」目を閉じてキスを待つ和音。

そんな和音のおでこをパチっと叩く九十九。

「素晴らしいチャレンジ精神です!まだサルに等しい助手の分際で、大胆にも研究テーマを自ら設定し、しかも結果を出すと大見得を切る!いうなれば、25メートル泳げない子供がドーバー海峡を泳ぎきりますと宣言するのに等しい。

無证趣筏 预い瑜Δ ⅳ辘蓼护螅?BR>ですが、自信を持ってください。

歴史を作ってきた人たちは、みんなそういう人たちなんです。

」「あの・・若干、話が見えない、」「手伝えることがあったら遠慮なく言ってください。

」「もしかして・・私がレポート書くと思ってます!?」「あなたにそういう意欲があるなんて思ってもみませんでした。

」「それ違います!」「期待してます!」「誤解です!!」そんな中、科警研メンバーの神田(設楽統)は、八木仁のコンサートチケットを、お掃除のおねえさんの携帯に挟んで立ち去る。

その神田に優の楽譜を見せる九十九。

「これ何だと思います?中川優が事件の日に書いた楽譜なんですけど。

どう見ても最後のドミラレだけが殴り書きされているんですよ。

」「確かに。

」「だからこの4つの音符だけ、何か別の意味を持つ可能性があると思うんですよね。

例えば・・暗号とか信号とか・・。

」「暗号!?」「調べてもらってもいいですか?」暗号という言葉に激しく反応する神田。

実は神田は、暗号好きがきっかけでこの世界に入ったのだがなかなか暗号解読の機会に恵まれずにいたのだった。

「OK!九十九ちゃん!僕に任せといて!」「・・ちゃんって言いました?今・・。

」現場付近を捜査していた丹原と林田は、血に染まったハンカチを発見。

科警研では山中で発見された頭蓋骨の複製が完成。

ハンカチの指紋と、純の指紋が一致する。

取り調べ室「やったのは、あなたですか?」と丹原。

「はぁ・・。

」小さなため息を吐き出す純。

「ふーん。

どこにあったの?」「植え込みの側に落ちていました。

」「あっそう。

まずったーとは思ってたのよね。

」「認めるんですね?」と林田。

「まあ。

」「なぜ木下さんを殺したんですか?あなたの婚約者でしょう?」「向こうから一方的に惚れられちゃって、こっちも、金借りてたから、仕方なく婚約したのよ。

」「それで結局嫌になって殺したんですか?」「うるさいんだもん。

金目当てなんじゃないかーとか。

あの日も、他に男がいるんじゃないかとか言い出して。

」「それで・・何もわからない弟さんに罪をなすりつけたんですか!?」「・・・だってさ、あの子なら無罪になるじゃない。

」「あなたはそれでも人間なんですか!?」「あんたに何がわかるって言うのよ。

毎日毎日あの子に世話して、あの家のバカみたいな家賃払って!私がどれだけやってきたと思ってんのよ!!濡れ衣着てもらうぐらい当たり前なのよ!!」警察署内、純と優が遭遇する。

「姉さん・・」「・・・優。

ごめん、掴まっちゃった。

」「・・・」「メモ持ってる?」優はメモを取り出し純に渡す。

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